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生後28日以内の小児のこと。*1
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水分子(2個の水素原子と1個の酸素原子からなる極性分子)が水素結合で繋がり集まったもの。水分とも。水分子同士の水素結合は繋がったり離れたりするため、これが水の流動性のもととなる。成人男性では体重の60%、成人女性では55%を占める。新生児では体重の70〜80%を占めるが、加齢とともにその量は減少し、高齢者では40〜50%となる。脂肪は筋肉に比べて保持できる水の量が少ない。体内では、細胞内外で物質を溶かす、浸透圧の調節を行う、体温を調節するなどの役割を持つ。大気圧においては4℃…
妊娠5〜8週に出現する悪心や嘔吐。漢字では悪阻。全妊婦の50~80%に出現し、通常は妊娠12~16週に自然に治るが、悪化すると妊娠悪阻となる。症状の程度には個人差がある。つわりは5、6週から始まり、11〜13週にピークを迎えます。その後、14週頃には50%が、22週頃には 90%が終わります。出産近くまで吐き気などが続く妊婦さんもいますが、それはつわりではありません。子宮が大きくなることでの胃の圧迫等によるものと考えられています。国内外の研究から、新生児はつわりがある妊娠では…
哺乳類の母が分泌する乳幼児の栄養源。乳汁とも。牛の母乳を特に牛乳と呼ぶ。母乳の分泌にはプロラクチンやオキシトシンなどが関わる。含まれる代表的なタンパク質は多い順にカゼイン、ラクトアルブミン、ラクトフェリン。ヒトの母乳にはDHAやリノール酸、オレイン酸などの脂肪酸が含まれるが、これらはUGT1A1を阻害するため、UGT1A1の働きが弱い新生児の母乳性黄疸の原因となることが報告されている。低級脂肪酸をほとんど含まず、牛乳よりもリノール酸を多く含む。また、新生児の免疫に重要である抗…
IgA抗体が原因となり、新生児の表皮真皮境界部や気道粘膜に水疱・びらんを引き起こす稀で致死的な疾患。原因は母乳に含まれる分泌型IgAであることが報告されており、母乳栄養を中止することで患児の重症化を防ぐことができると考えられている。タグ:
歯の表面を覆う、人体で最も硬い組織(モース硬度で6〜8°)。琺瑯質とも。主成分はリン酸カルシウムの一種であるハイドロキシアパタイト。ハイドロキシアパタイトの濃度が高く、その結晶の大きさも骨などより大きい。また、エナメル質のハイドロキシアパタイトは骨などと異なり核を必要としない。前駆体はリン酸オクタカルシウムであると考えられている。新生児期にエナメル芽細胞から生成されるが、この細胞は成長すると消失する。エナメル芽細胞に存在するTRPV3およびTRPV4がエナメル質の形成調節に関…
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