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細胞核を持つ細胞。
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MHCのひとつ。構造としてはα鎖とβ2-マイクログロブリンが非共有結合により会合した分子。キラーT細胞がこれに挟み込まれたエピトープを認識し、それを出してる細胞を破壊する。MHCクラスⅠ分子が認識するペプチドの多くは9個のアミノ酸からなる。基本的に全ての有核細胞と血小板に発現する膜タンパク質であり、細胞質でプロテアソームによって産生されたペプチド断片をキラーT細胞に提示する。MHCクラスⅠ分子による抗原提示は、ウイルスに感染したりがん化したりすることで異常なタンパク質を産生す…
細胞を自己補体から守る補体制御因子。CD46とも。補体Ⅰ因子の補助因子として同一細胞上のC3b、C4bを限定分解する膜貫通型糖タンパク質。ほぼ全ての有核細胞に分布し、可溶型MCPも約50ng/mlの濃度で血漿中に存在する。MCPを構成するドメインであるSCR1およびSCR2が麻疹ウイルスの受容体となる。
生物を構成する基本単位。全ての生物の体は細胞(の集合)で出来ている。人間の成人は約60兆個の細胞から成るとされる。細胞の大きさや形は生物の種類や存在する部位によって異なる。ヒトは約270種類の細胞から構成されると考えられている。細胞をセル(cell)と命名したのは、フックの法則を発見したロバート・フック(Robert Hooke)である。一つの細胞で体が構成されている生物を単細胞生物、複数の細胞で体が構成されている生物を多細胞生物と呼ぶ。細胞が一定のパターンで集まったものが組…
単に核と書かれる場合もある。細胞の中で最大の細胞小器官。大きさは約5μm。細胞核は1つ以上の核小体を含んでいる。遺伝子を貯蔵する役割を持ち、リボソームの組み立てを行う。真核細胞の場合は、外膜と内膜からなる二重の膜(核膜)で覆われており、その外膜は粗面小胞体と連続し、内膜と外膜の間の空間は粗面小胞体の内腔と繋がっている。細胞核は格納されているDNAによっても、物理的な衝撃に対する弾力を得ていることが確認されている。本研究では、直径が髪の毛の百分の一ほど(〜1ミクロン)の細いガラ…
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