最近更新された用語
有機化合物の構造や製法、性質などについての研究をする化学の部門のひとつ。
関連する用語
フェノールとアセトンから合成される、白色で難溶性の有機化合物。ポリカーボネート樹脂やエポキシ樹脂など、様々な樹脂の製造に用いられる。缶詰の内部の金属防蝕塗装など、食品に関わる用途で使用される場合もあるが、人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、使用に関しては規制が設けられている。エポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂の製造原料として,また抗酸化剤,難燃剤,顕色剤などとしてその誘導体が繊維,染料,製紙産業などで使われている.アルキルフェノールやBPAは動物やヒトに対して内分泌系をかく乱…
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
自然科学のひとつ。物質の構造や性質、反応を研究する学問。分野名分野の説明物理化学物理学的な視点から研究を行う分野有機化学有機化合物を扱う分野無機化学有機化合物以外を対象とする分野高分子化学高分子を取り扱う分野生化学生命現象を化学的に研究する分野分析化学物質の測定や分離する技術の開発を行う分野工業化学原料を化学製品へ転換する分野
エーテルの一種。PEGと略して表記される場合が多い。ポリエチレングリコール(PEG)は、非イオン性の水溶性ポリエーテルです。毒性が低いなどの特徴を有し、有機化学だけでなくタンパク質化学や医薬品・日用品開発など幅広い分野で用いられている物質です。PEGは直鎖状分子で、分子量によってその物理化学的性質が変わることが知られています。PEGは軟膏や口紅等の原料にも使われる薬剤で、常温では固形だけど、55℃以上に熱すると水に溶けるという性質があります。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。