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有機化合物による酸。主にカルボン酸。
対して、無機化合物による酸(炭酸以外の炭素を含まない酸)を無機酸と呼ぶ。
関連する用語
グルコースの誘導体(アルドン酸)。グルコースのアルデヒド基が酸化されてカルボキシル基に変化した構造を持つ。分子式は C6H12O7 乳酸発酵中に発見され、国内では1962年に食品添加物に指定されている。ハチミツに含まれる有機酸の約七割を占め、ローヤルゼリーにはハチミツの五倍ほどが含まれる。食品添加物として認可されている酸の中で唯一の糖酸。クエン酸の4分の1程度の酸味を持つ。小腸での吸収効率は低く(最大20%)、大腸においてビフィズス菌の増殖や機能強化を促進し、便通を改善すると…
炭素原子による分子を基本骨格とする化合物の総称。かつては生物が生み出す物質と考えられていたが、1828年にフリードリヒ・ウェーラー(Friedrich Wöhler)によって、無機化合物であるシアン酸アンモニウムから有機化合物である尿素を人工的に合成可能であることが証明された。以下の物質は炭素を含むが、例外的に無機化合物に分類される。-黒鉛(石墨)-ダイヤモンド-炭酸カルシウムなどの鉱物-一酸化炭素、二酸化炭素などの気体タグ:
有機化合物以外の化合物。多くは炭素原子を骨格としない、土壌や水などの環境下にある化合物。ミネラルは無機化合物またはそれを構成する元素(水素、炭素、窒素、酸素は除く)のこと。タグ:
含蜜糖の一種。サトウキビの搾り汁をそのまま煮詰めて作られる、不純物(スクロース以外の成分)の多い糖。黒糖や大島糖とも。黒砂糖は比較的多くの鉄(二価鉄)を含む。主要な有機酸はアコニット酸およびリンゴ酸。
パンの発酵に必要な菌(酵母)。パン酵母とも。主にサッカロマイセス・セレビシエを指す。伝統的な製パン法では、イースト菌の供給源として、天然の果実などに付着している酵母を含む微生物群を優先的に増やした生地種を利用する(パン種)。現在の製パンでは適した酵母菌株を純粋分離・培養したものが多く使われる。世界中で食されているパンは、地域の農産物により、その地域に生活していた人々が、つまり地域の民族が独自の方法により、自然発酵によりパンを作り、代々伝え、食してきた。市販酵母などのスターター…
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