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核酸と結合したタンパク質。
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前初期遺伝子群(IEGs)にコードされる核タンパク質。転写因子として機能する。-EGR1-EGR2-EGR3-EGR4タグ:
鮭の精子から分離された強塩基性タンパク質。血小板のトロンビン受容体を活性化し、血小板凝集の部分的活性化とそれに続く凝集障害による抗凝固作用を持つ。当初は皮下投与されたインスリンの吸収を遅延させるとして臨床応用された。 ヘパリンの拮抗薬として使用される。副作用として血圧低下、ショック様症状などの循環抑制がある。アグリカンの中和作用を有する。また、オリゴデンドロサイト前駆細胞に発現するPTPRZに対するリガンドとなる。細胞膜透過性ペプチド(CPP)やドラッグデリバリーシステム(D…
増殖中のがん細胞に存在する細胞周期関連核タンパク質。乳がんの増殖能を示すバイオマーカー。Ki67染色率が高いほど、がんの増殖のスピードが速いとされる。30%以上は増殖能が高く、悪性度が高いと考えられている。
オルソミクソウイルス科のエンベロープを持つRNAウイルス。インフルエンザを引き起こす。ウイルス表面にはヘマグルチニンとノイラミニダーゼ(シアリダーゼ)が存在し、前者を介して気道上皮細胞の細胞膜にあるシアル酸に結合して感染し、細胞内で増殖したウイルスは後者によって細胞外へ放出され感染を広げる。インフルエンザウイルスは低温と乾燥に強い。湿度60%以上、室温25~30℃の環境が感染力を弱めるとされる。ウイルス核タンパク質(NP)およびマトリックスタンパク質(M1)の抗原性の違いによ…
ヌクレオソームを構成するタンパク質。コアヒストンによって構成されるヒストン八量体の周りに二本鎖のDNAが1.75回巻き付いた複合体がヌクレオソーム。真核生物は,ヒストンという高度に保存された塩基性の蛋白質を利用して,DNAをヌクレオソームと呼ばれるユニットにまとめ,さらにこのユニットを高度に折り畳むことで,核という分画内に巧みにDNAを収納している.正の電荷を持ち、DNAが持つ負の電荷を打ち消してDNAを巻きつける。重症敗血症や臓器傷害の際には大量のヒストンが血液中に放出され…
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