最近更新された用語
核酸(DNAとRNA)が持つ塩基を指す。
アミノ酸の合成に関わる、これらの3個単位の組み合わせをコドンと呼ぶ。
関連する用語
グアニンの酸化体。神経変性疾患において、神経細胞のミトコンドリアDNAに多量に蓄積することが報告されている。酸化ストレスに曝された細胞内でヌクレオチドプール中のdGTPが酸化されて生じる。全ての核酸塩基の中でグアニンは活性酸素によってもっとも酸化されやすく、その酸化体は8-オキソグアニン タグ:
プリン塩基のひとつ。6-アミノプリンとも。ATPやADPの構成成分であり、DNAの塩基配列を構成する塩基。DNAにおいてはチミンと、RNAにおいてはウラシルと結合する。アデニンを含むヌクレオシドはアデノシンと呼ばれる。放射線や薬物による白血球減少症の治療に用いられる。商品名はロイコン。
ヌクレオチドのグループのひとつ。核酸塩基としてプリン塩基を持つヌクレオチドであり、プリンヌクレオチドを指してプリン塩基と言う場合もある。食物中のプリンヌクレオチドはリン酸基が外されてプリンヌクレオシドとなり、加リン酸分解によってその核酸塩基(プリン塩基)が切り離される。その遊離した核酸塩基は全てキサンチンに代謝され、最終的には尿酸となり尿で排泄される。核酸を構成するプリンヌクレオチドには以下のものがある。-アデニル酸-デオキシアデニル酸-グアニル酸-デオキシグアニル酸
タンパク質の設計図となるRNA。細胞の中で遺伝子(DNA)からの転写によって作られる。メッセンジャーRNAや伝令RNAとも。遺伝情報をコードするDNA領域がmRNAとしてコピーされ、このmRNAが鋳型となってリボソーム上でtRNAによって運ばれてきたアミノ酸が順次結合しペプチド鎖が伸長していくことでタンパク質が合成される。単なるDNAのコピーではなく、DNAの二重螺旋が解けて一本となったDNAが持つ塩基配列と相補的な塩基配列を持つように合成される。また、DNAの核酸塩基である…
核酸塩基のペア。-相補的塩基対(ワトソン・クリック塩基対)-ミスマッチ塩基対
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。