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止血の際にできる血栓。
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血管内にできる血液の塊。塞栓子のひとつ。外傷を修復するために血液が凝集してできる。血管が傷ついてできた血栓は、出血や外部からの病原体の侵入を防ぐ。また、血栓内にはPDGFやVEGFなどの増殖因子と、その阻害因子(TGF-β)などを含まれ、血管の修復に関わる。血流の悪化などよって血管内に発生する血栓は、血管を塞いで血液の流れを遮断して脳梗塞のような血栓症を引き起こす場合がある。血栓は,主に動脈硬化部位で形成される動脈血栓,静脈での鬱血などで形成される静脈血栓,そして臓器の毛細血…
血小板の細胞表面に存在する複数種類の糖タンパク質。-GPⅠb/Ⅸ/Ⅴ複合体(vWFの受容体)--GPⅠb--GPⅨ--GPⅤ-GPⅡb/Ⅲa複合体(フィブリノーゲンと結合)--GPⅡb--GPⅢa-GPⅥ血小板は,血小板膜糖蛋白質のGPⅠb受容体を介してvWFと,あるいはGPⅥ,インテグリンなどの受容体を介してコラーゲンと直接結合し,血管内皮細胞下組織に粘着凝集する.... GPⅡb/Ⅲa受容体には vWF やフィブリノゲン,別の血小板が結合し,血小板同士がさらに凝集し,止血…
外傷などによって起こる出血を止める働きおよび処置のこと。ヒトの血管で自然に起こる止血は以下の2つに分類される。-一次止血-二次止血これらには血小板や血液凝固因子、線溶因子、血管(血管内皮細胞と内皮下組織)の働きが関与する。
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