健康用語WEB事典

水素結合(hydrogen bond)

極性を持つ分子の中でプラスの電荷を帯びた水素原子が、マイナスの電荷を帯びた他の分子の原子(酸素窒素フッ素など)と静電気的に引き合ってできる化学結合

他の化学結合イオン結合共有結合金属結合)よりも弱く、ファンデルワールス力より強い。

水素結合は、それを形成する原子の種類によって強さが変化する。F-HとF、O-HとN、O-HとOなどが作る水素結合は特に強力である。

水素結合の強さは10〜40 kJ/molの間であり,ファンデルワールス力(1 kJ/mol程度)よりは強いが,共有結合(500 kJ/mol程度)より弱く,室温で可逆的な結合・解離が可能である。*1

一般に物質の融点や沸点は分子量に比例するが、水の沸点は分子量の割に非常に高い。これは水の分子同士が形成する水素結合(O-HとO)による影響である。*2

*1水素結合 - 理学のキーワード - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部: https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/keywords/06/01.html
*2エース出版 理工系の基礎化学編集委員会 理工系の基礎化学

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:10:02