健康用語WEB事典

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血球の産生（造血）を行う骨髄。赤血球などが多いため見た目が赤い。赤色髄とも。幼児の骨髄は全て赤色骨髄であるが、加齢によって血球産生能力は衰えて造血できなくなると黄色骨髄に変化する。成人で主として体幹の骨（頭蓋骨・椎骨・胸骨・肋骨）および上肢帯・下肢帯の骨（寛骨など）と上肢・下肢では上腕骨・大腿骨の海綿質の近位端に限られる。例外的に、長骨の骨端や短骨、扁平骨と不規則骨の骨髄は生涯赤色骨髓のままであるとされる。造血を行っている（または十分な造血能力を持つ）骨髄。造血細胞が多いので…

体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。-全身を支える-内部に存在する骨髄で血球を作る-内部の器官を保護する（頭蓋骨や肋骨など）-筋肉や腱を付着させ、関節と共に運動器を構成する骨の主成分は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム（ハイドロキシアパタイト）で骨基質にはⅠ型コラーゲンを主としたタンパク質やムコ多糖類が存在する。骨の白いところは、お…

平たい骨。二層の緻密質に薄い海綿質が挟まれた構造を持つ。薄い部分には海綿質が無い。頭蓋骨や胸骨、肋骨、肩甲骨、腸骨が扁平骨に該当する。頭蓋骨では外側の緻密質を外板、内側の緻密質を内板、これらの間の海綿質を板間層と呼ぶ。

骨の海綿質の網目構造を構成する小さい骨。内部から骨全体の表面（皮質骨）を支える役割を持つ。骨梁ひとつは長さ200μm〜1mm、厚さは3〜7μm。出典: 押圧法による脳性麻痺児の指圧講座 骨粗鬆症と石灰沈着骨粗鬆症では骨梁が減少することが確認されている。骨梁の骨折のことを微小骨折と呼ぶ。骨梁は2ミリにも満たない太さの柱状の構造をしたものが縦横に無数に走っていてちょうど建築物の梁（はり）のような役割をしています。骨は骨皮質と骨梁で支えられていますが、骨粗鬆症ではそれらがともに異常…

数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。

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