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痰を排出するための生理的な咳。
疾患による湿性咳嗽のほとんどが副鼻腔気管支症候群によるものとされる。*1
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慢性咳嗽の三大原因のひとつ。慢性副鼻腔炎と気管の炎症を併発したもの。慢性副鼻腔炎に慢性気管支炎、気管支拡張症、またはびまん性汎細気管支炎が合併したものを副鼻腔気管支症候群といいます。多くは副鼻腔炎が最初に発症し、鼻詰まり、鼻水、後鼻漏などが気管支炎を悪くさせるというメカニズムです。症状は病的な湿性咳嗽や後鼻漏、咳払い。小児においては鼻汁過多、鼻閉、難聴を伴うこともある。診断は副鼻腔の陰影の有無。初めは篩骨洞中心の陰影が現れ、上顎洞に広がると確定的。マクロライド系抗生物質が有効…
気管から分泌される粘性のある液体が口腔側へ流れ込んだもの。喀痰とも。異物や病原体を捉える働きを持つ。気管や気管支は、空気の流れ道であるとともに、粘液を分泌し、ほこりや細菌を捕らえます。この粘液は食道に飲み込まれるか、痰気管支炎などでは痰の分泌量が増加し、呼吸に支障が出る場合がある。肺がんでは血液を含む痰(血痰)が出ることがある。
咳(せき)は、気道に入った異物や病原体、過剰な気管支分泌液を体外に出すための防御反応。咳嗽とも呼ばれる。以下の2種類に分けられる。-乾性咳嗽-湿性咳嗽咳嗽には,喀痰を喀出するための生理的咳嗽(防御反応)である湿性咳嗽と,咳嗽が一次的に発症する病的咳嗽としての乾性咳嗽がある.咳をむやみに⽌めると異物などが正常に体外に排出されなくなる恐れがある。
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