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炎症性浸潤細胞を参照。
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カスパーゼのひとつ。腸管の上皮細胞はサルモネラ菌や腸管病原性大腸菌などの細菌感染に応答してカスパーゼ4依存的な細胞死を起こして病原体を排除する仕組みを持つ。赤痢菌はカスパーゼ4に特異的な阻害因子(OspC3)を分泌してこれに抵抗する。カスパーゼ4の活性化による炎症性細胞死はパイロトーシスと呼ばれる。タグ:
cAMPに特異的なPDE。主に炎症性細胞に分布し、炎症メディエーターおよび抗炎症メディエーターを制御する。PDE2と同様に、大脳皮質神経細胞において、アドレナリン受容体刺激によって増加するcAMPを分解する。阻害剤としてロリプラム、ケタミン、リドカイン、プロポフォール、ミダゾラムがある。
シクロオキシゲナーゼの阻害作用やプロスタグランジンの産生を抑える抗炎症作用を持つ有機化合物。潰瘍性大腸炎の治療薬。化学名は5-アミノサリチル酸。メサラジンとも。商品名はペンタサ。炎症性細胞から放出される活性酸素を消去し、炎症の進展と組織の障害を抑制すること、及びロイコトリエンB4(LTB4)の生合成を抑制し、炎症性細胞の組織への浸潤を抑制するとされる。各種 in vitro および in vivo 試験の結果、メサラジンは、活性酸素種産生の抑制、活性酸素種による組織/細胞傷害…
関節リウマチの治療薬。スルファサラジンとも。商品名はアザルフィジン。T細胞とマクロファージからのサイトカイン(IL-1、IL-2、IL-6)産生を抑制し、さらに、滑膜細胞の活性化や炎症性細胞の浸潤、多形核白血球の活性酸素産生を抑制する。効果発現が1~2ヶ月と抗リウマチ薬の中では比較的早い。副作用には胃腸障害や発熱が多い。非常に激しい皮疹、肝機能障害、白血球減少が起こることがある。
炎症がおきている組織に浸潤(侵入)する細胞の総称。炎症細胞や炎症性細胞とも呼ばれる。白血球や樹状細胞、肥満細胞など。炎症を起こす疾患の種類によって侵入する細胞は異なる。
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