健康用語WEB事典

炭水化物(carbohydrate)

化学的には炭素原子(C)、酸素原子(O)、水素原子(H)から構成され、分子式 Cm(H2O)n で表される有機化合物のこと。窒素硫黄リンを含む場合もある。栄養学的には糖質(ヒトが分解吸収できる)と食物繊維(ヒトが分解吸収できない)の総称。*1*2

代表的な炭水化物は単糖類を構成成分とする有機化合物多糖類)。の摂取によって得られる炭水化物は主にデンプンである。

栄養表示基準

糖質食物繊維の合計量として記載される。

炭水化物 = 糖質 + 食物繊維

食品100gあたりの炭水化物の量(g)は、他の成分から以下のように計算できる。

炭水化物 = 100 - (水分 + タンパク質 + 脂質 + ミネラル)

食品表示基準(新基準)*3によれば、食品の栄養成分表示には、糖質食物繊維のどちらか一方だけを記載することはできない。

糖質食物繊維の両方、あるいは炭水化物の内訳として糖類を表示する必要がある。

*1西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt
*2炭水化物 | 生物分子科学科 | 東邦大学: http://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/chem/carbohydrate.html
*3健康や栄養に関する表示の制度について | 消費者庁: http://www.caa.go.jp/foods/index4.html

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このページの最終更新日時: 2019-02-24 (日) 09:24:23