最近更新された用語
関連する用語
慢性特発性血小板減少性紫斑病や再生不良性貧血の治療薬。エルトロンボパグオラミンとして使用される。商品名はレボレード。トロンボポエチン受容体に働き、トロンボポエチンのシグナル伝達経路の一部を活性化することにより巨核球および骨髄前駆細胞の増殖・分化を促進させる。副作用として肝機能や血栓塞栓症がある。肝細胞に存在するOATP1B1、OATP2B1、OCT1によって細胞内へ取り込まれる。タグ:
95%以上の⾼濃度の多価IgGを含む静注⽤免疫グロブリン製剤。国内での適応疾患には原発性免疫不全、特発性血小板減少性紫斑病、ギラン・バレー症候群、川崎病、重症感染症に対する抗生物質との併⽤などがある。
Sykの阻害作用を有する有機化合物。R788とも。関節リウマチに対する治療薬として開発されていたが、効果は限定的であり高血圧、感染、下痢など重篤な副反応が確認されている。特発性血小板減少性紫斑病に対する試験が行われている。
自己免疫疾患のひとつ。血小板のインテグリンを自己抗原とする抗血小板抗体ができることによって血小板が破壊され、血小板の数が激減(場合によっては1μLあたり1万〜2万個程度)する疾患。発症率は10万人に約2人で難病に指定されている。免疫性血小板減少症とも。当初は巨核球が減っていないのに血小板が減り、原因が不明(特発性)であることから特発性血小板減少性紫斑病と呼ばれた。抗血小板抗体と結合した血小板が網内系(特に脾臓)のマクロファージに捕捉・貪食されることが主な血小板の破壊原因と考え…
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。