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トリテルペン配糖体の一種。漢方である甘草(リコリス)の主成分。前駆体はβ-アミリン。グリチルリチン酸とも。砂糖の150~300倍の強い甘味を持つとされる。体内でアグリコンのグリチルレチン酸に代謝される。医薬品(肝臓疾患改善薬)、化粧品、天然甘味料原料として利用される。以下のような作用が報告されている。グリチルリチンには,抗炎症作用をはじめ,副腎皮質刺激作用,コレステロール低下作用,胃粘膜保護作用,抗アレルギー作用,鎮咳・去痰作用などの多岐にわたる薬理作用があることが報告されて…
扁桃炎や扁桃周囲炎に対する漢方。構成生薬はボウフウ(防風)、ゴボウシ(牛蒡子)、キキョウ(桔梗)、レンギョウ(連翹)、セッコウ(石膏)、ケイガイ(荊芥)、キョウカツ(羌活)、カンゾウ(甘草)。
2つのアセチル基が結合した構造を持つ有機化合物。ダイアセチルや2,3-ブタンジオンとも。ジアセチルは汗に含まれる乳酸を細菌が代謝することで発生し、体臭の原因のひとつとなる。甘草(カンゾウ)の抽出物とEPC-K1が乳酸の代謝を抑制して、ジアセチルの発生を抑えることが示唆されている。ジアセチルは汗中の乳酸と常在菌の表面反応に由来することが知られており、頭部や首筋など汗をかきやすい部位から多く放散される。… 30代~40代の男性で特に高く、中年男性に特有のにおい成分として注目されて…
咳や痰に対する漢方。構成生薬はコウブシ(香附子)、サイコ(柴胡)、ジコッピ(地骨皮)、シャクヤク(芍薬)、チモ(知母)、チンピ(陳皮)、トウキ(当帰)、バクモンドウ(麦門冬)、ビャクジュツ(白朮)、ブクリョウ(茯苓)、バイモ(貝母)、カンゾウ(甘草)、ハッカ(薄荷)。
残尿感や頻尿、排尿痛に対する漢方。構成生薬はバクモンドウ(麦門冬)、ブクリョウ(茯苓)、レンニク(蓮肉)、オウゴン(黄芩)、シャゼンシ(車前子)、ニンジン(人参)、オウギ(黄耆)、ジコッピ(地骨皮)、カンゾウ(甘草)。
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