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n-3系脂肪酸に分類される多価不飽和脂肪酸のひとつ。EPAと呼ばれることが多い。イコサペント酸やIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれる。エイコサペンタエン酸は青魚やアマニ油などに豊富に含まれ、体内で神経機能に重要なドコサヘキサエン酸になる。血小板を凝集させる物質の生成を抑制することで、血栓を出来にくくしたり、血液中の中性脂肪やLDLを減少させる効果があることから、エイコサペンタエン酸は中性脂肪を下げる薬(EPA製剤)として認められている。EPAは肝臓におけるVLDLの分泌低下…
テルペノイド骨格を部分構造として有する化合物の総称。有用な生理活性を持つ化合物が多く存在する。多くのメロテルペノイドが糸状菌によって産生されることが知られている。-アスコフラノン-アスコクロリン-ピリピロペンA-ミコフェノール酸-テレトニン-オースチノール-アンドラスチンA-バークレイダイオン
興奮性アミノ酸のひとつ。毒キノコのドクササコに含まれる。ドウモイ酸の約10倍の強い活性を持ち、中枢神経を冒す毒性を持つ。複数の種類が確認されている。-アクロメリン酸A-アクロメリン酸B-アクロメリン酸C-アクロメリン酸Eアクロメリン酸はカイニン酸と同様にカイニン酸受容体に作用し、生理活性を示す。その活性の強さは、これまで天然より得られた興奮性アミノ酸の中で最も高く、アクロメリン酸Aが最も強い。ドクササコを摂取した際、肢端疼痛症および肢端紅痛症に類似した症状が現れるが、この症状…
麦に寄生する麦角菌が産生するアルカロイドの総称。エルゴリン骨格を有する。毒性を持つが、一部の麦角アルカロイドやその誘導体は医薬品として用いられるものがある。インドールとセリンからトリプトファンを生じた後、共通の中間体となるジメチルアリルトリプトファンを介して生合成される。麦角アルカロイドは高い生理活性をもつ真菌毒である。バッカクキン科の子嚢菌いわゆる麦角菌により産出され、麦角菌が感染する植物に蓄積される。麦角とは、麦角菌に感染した穀物が穀粒の代わりに形成する黒い角状の菌核の呼…
多価不飽和脂肪酸のひとつ。リノール酸からγ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸を経て体内で合成される。アラキドン酸は、生理活性の強いホルモン様物質であるエイコサノイド(プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなど)の前駆体となるため,炎症やアレルギー反応を促進する。人体に必須な脂肪酸であるが、DHAが少ない状態や過剰摂取によりエイコサノイドやサイトカインなどを生成し様々な炎症を起こす。セカンドメッセンジャーとして働くことも知られている。アラキドン酸は神経細胞の…
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