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疎水基が持つ油に溶けやすい性質。水には溶けにくい性質。
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ケルセチンの6位がプレニル化した誘導体。他のプレニル化ケルセチン(5'-プレニルケルセチン、8-プレニルケルセチン)よりも疎水性が高く、血管内皮細胞へ取り込まれるとともにヘムオキシゲナーゼ1の誘導を強く促進する。タグ:
セラミドに糖が結合したスフィンゴ脂質。異なった糖鎖構造を持つ数百種類のスフィンゴ糖脂質が存在するとされる。高級アミノアルコールであるスフィンゴイド塩基を含む糖脂質。スフィンゴ糖脂質は疎水性セラミドに単糖あるいは糖鎖が結合した構造を持つ。細胞膜の外側に存在する。-ガングリオシド-グルコシルセラミド-セレブロシド
アミド結合を骨格とする人工の核酸(DNA)アナログ。DNAと異なり電荷を持たず、静電反発を受けることなく標的のDNAと安定な二本鎖を形成できる。また、DNAの二重螺旋を解くことなく特定の塩基配列に結合できるという特徴を持つ。非イオン性の構造のために、水溶液中で凝集して溶解性が低下し、細胞膜透過性も低下することで細胞への導入が困難となる問題点がある。PNAの代表的な優れた特性は、1)アミド骨格を有するためヌクレアーゼに対してはもちろん、プロテアーゼなどに対しても耐性を示し、高い…
油脂に溶ける性質(疎水性)。水には溶けにくい。脂溶性が高い薬物は神経細胞膜を容易に通過できる。麻酔薬の場合、神経伝導遮断に要する分子数が少なくて済むため、その脂溶性が重要となる。
結核菌など抗酸菌の細胞壁に含まれる長鎖脂肪酸。天然では最も長鎖で分岐を持つ疎水性脂肪酸(主鎖の炭素数が約80)の総称。細菌の多糖層(アラビノガラクタン)に共有結合して細胞壁骨格を構築するとともに、糖を結合した遊離型の形態(ミコール酸含有糖脂質)として細胞壁表層に存在する。結核の治療薬であるイソニアジドはミコール酸の合成を阻害する。
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