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自覚される疲労。実際に心身が疲労しているにも関わらず疲労感が現れない場合がある。*1
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サル痘ウイルスの人獣共通感染症。4類感染症のひとつ。1970年にザイール(現:コンゴ民主共和国)で初めて報告された。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、自然宿主はアフリカのリスなどげっ歯類と考えられている。初期症状は6~16日の潜伏期間の後、発熱、疲労感、頭痛、背部痛、筋肉痛、リンパ節の腫れなど。1〜3日で多数の発疹が出現し、徐々に盛り上がって水や膿を含み、2週間後に瘡蓋で覆われ、その2週間後までにはそれらが剥がれ落ちる。幼児では死亡する例もある。死亡率は10%以…
生活環境(家庭内環境、対人関係など)の変化が原因となって起こるストレス性障害。精神症状は不安、抑うつ気分、焦燥感など。身体的症状は動機、震え、不眠、食欲不振、全身倦怠感、易疲労感、頭痛、吐き気などがある。うつ病と異なる点は、適応障害の原因となっているストレスを取り除くことで改善しやすいこと。適応障害というのは強いストレスがあって、そのあとにいつもと違う精神的な不調が出るもので、うつ病ではない。適応障害はストレスがあったということが診断の要件の1つに入る。タグ:
ビタミンBに分類される水溶性ビタミン。様々な酵素(主にビオチン酵素)の補酵素として働き、糖新生やアミノ酸代謝、脂肪酸の合成などに関わる。ビタミンB7やコエンザイムRとも。過去にはビタミンHと呼ばれた。三つの独立した研究からそれぞれ酵母の成長因子(ビオスⅡb)、根粒菌の成長と呼吸促進因子(コエンザイムR)、ラットの卵白障害の予防因子(ビタミンH)として発見された。ビオチンは1927年、酵母の成長促進の有機成分として Boas によって発見された。この成分はビオス(bios)とよ…
甲状腺炎の一種。患者は圧倒的に女性で、中年女性に特に多い。かぜ様の症状の後、甲状腺の腫れおよび痛み、発熱、甲状腺機能亢進症状(動悸、暑がり、体重減少、易疲労感)などの症状が現れる。甲状腺ホルモンは高値を示す。治療は副腎皮質ホルモン(ステロイド)。無痛性甲状腺炎と同様、数ヶ月以内に自然に正常の甲状腺機能に回復する。
肝細胞がんや腎臓がんに用いられる抗がん剤。商品名はネクサバール。腫瘍増殖や血管新生に関与するチロシンキナーゼの活性を阻害する。副作用として手足を始めとする皮膚の痒みや発疹、高血圧、消化器症状、疲労感、頭痛などがある。
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