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病気の原因となる微生物やウイルスの総称。*1
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指先の傷口から病原体が感染することで起こる赤化と化膿。単純ヘルペスウイルスの感染による瘭疽(ヘルペス性瘭疽)は医療従事者の職業性疾患(職業病)として知られている。タグ:
手の爪の周りの皮膚が自然に剥ける症状。皮膚の乾燥や栄養不足が原因となって起こる。ささくれとも呼ぶ。病原体が感染すると赤く化膿する瘭疽の原因となる。タグ:
全ての細胞傷害性を有する免疫細胞(NK細胞やキラーT細胞、γδT細胞)に発現する、数本の糖鎖を有するタンパク質。これらが抗原受容体が標的細胞上の抗原を認識すると、標的細胞との接触面から脱顆粒により放出される。小胞体中で合成された後、阻害剤であるカルレティキュリンと結合し、ゴルジ体の働きにより傷害性顆粒の中に運ばれる。パーフォリンの働きは、カルシウムイオン依存的に標的細胞(病原体などの感染を受けた細胞)に5〜20nmの穴を開けて、グランザイムが細胞内に入れるようにすること。これ…
ナイーブT細胞(ナイーブヘルパーT細胞)またはNKT細胞を指す。Th1細胞、Th2細胞、Th17細胞などのエフェクターT細胞に分化する。体内に侵入した病原体は、マクロファージや樹状細胞などの食細胞(抗原提示細胞)内で分解され、抗原ペプチドとしてMHC分子にのせて膜上に提示される。この情報を受け取った未分化のヘルパーT細胞(Th0)は、さらに免疫制御分子であるサイトカイン(分泌型タンパク質)の刺激を受け、特異的なサイトカインを産生する機能性Th細胞サブセットへと分化する。哺乳類…
目の表面に分泌される体液。涙腺から分泌され、目頭にある涙点から涙小管、涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔に排出(鼻の粘膜に吸収)される。涙液とも。目の表面に張られた涙の膜(涙液層)は油層、水層、粘液層から成る。液層には水分や電解質、漿液性の涙腺から分泌された涙液タンパク質が含まれ角膜の栄養源となる。また、結膜の杯細胞から分泌された分泌型ムチンも存在し、水分をゲル状に保つことで液層の安定化に寄与している。目の表面にある角膜や結膜を保護する働きを持つ。瞬きによって目の表面全体が涙で覆われる…
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