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病原体となる細菌。病原細菌とも。
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線虫共生細菌(Photorhabdus noenieputensis)から発見された、結核菌を特異的に殺菌する抗生物質。結核菌のBacAトランスポーターによって細胞内に取り込まれ、細菌のDNA複製に必須の酵素であるDNAジャイレースの働きを阻害する。マウスの生体内でも活性を失うことなく病原菌の生育を阻止することが確認されている。タグ:
小腸の粘膜表面(小腸上皮)を覆い、食品に含まれる物質(栄養)の吸収を行う細胞。極性細胞のひとつ。吸収上皮細胞とも。約1日で新しく生まれ変わる。剥がれ落ちた小腸上皮細胞は便に含まれて排出される。細胞の表面は微絨毛で覆われている。小腸吸収上皮細胞は極性細胞として知られており、頂端面(apical)と側底面(basolateral)という組成や機能の異なる2つの膜領域を持つ。この細胞極性の破綻は様々な疾患を引き起こす原因となるが、その疾患の1つに微絨毛萎縮症と呼ばれる難治性疾患があ…
皮膚の常在菌のひとつ。プロピオニバクテリウム属の嫌気性グラム陽性菌。アクネ菌やアクネ桿菌、キューティバクテリウム・アクネスとも。毛穴や皮脂腺に存在し、皮脂をリパーゼによって加水分解してプロピオン酸や脂肪酸を作り出すことで皮膚表面を弱酸性に保ち、付着する病原菌の増殖を抑える。また、紫外線などの酸化ストレスによる皮膚の細胞の損傷を抑える働きのある抗酸化酵素を分泌することが報告されている。健康な肌におけるリボタイプのアクネ菌は宿主の生体防御系を活性化することにより黄色ブドウ球菌への…
健康被害が大きく院内感染の原因菌の大部分を占める以下の6種の病原菌。抗菌薬から逃れる(escape)という意味を含む。-エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)-黄色ブドウ球菌、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)-肺炎桿菌、クレブシエラ・ニューモニエ(Klebsiella pneumoniae)-アシネトバクター・バウマニ(Acinetobacter baumannii)-緑膿菌、シュードモナス・エルギ…
イリドイドのひとつ。害虫や病原菌から身を守るための防御物質としてサンシシに配糖体として含まれる。タグ:
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