痛覚 †
痛みを参照。
関連する用語
ワレンベルグ症候群延髄外側部の梗塞による損傷によって見られる、脳卒中様症状に激しいめまい(回転性めまい、浮動性めまい)を伴う症候群。損傷と同側の顔面の温痛覚障害、小脳失調、構音障害、嚥下障害、嗄声、めまい、吐き気と、対側体幹と四肢の温痛覚障害、吃逆などを来す症候群。ラテロパルジョンが見られる。タグ:
BMP骨基質に含まれるサイトカイン。骨誘導因子とも呼ばれる。筋細胞から骨芽細胞へと分化を促す作用を持ち、筋組織内に移植すると異所性骨化を引き起こすことが知られている。この異常な活性化が進行性骨化性線維異形成症の原因となる。生物の発生期における組織形成過程で重要な機能を持つ。痛覚神経の細胞内でのBMPシグナルの亢進が痛覚過敏の原因であることが示唆されている。脳室上衣細胞の繊毛の形成を制御することが報告されている。-BMP2-BMP4
サンショオールサンショウに含まれる辛味成分。分子内に4つの二重結合を含むアミド。ヒドロキシ-α-サンショオールとも。大脳に作用し内臓の働きを活発化させる働きや麻痺作用を持つ。辛味はカプサイシンに比べて非常に弱いが、TRPV1の活性化し、麻酔のような痺れをもたらす。また、カリウムチャネルのKCNK3とKCNK18の抑制を介して痛覚だけではなく触覚に分類される感覚神経を活性化することが報告されている。
神経成長因子最初に発見された神経栄養因子。知覚神経細胞、交感神経細胞の神経分化を促進し、神経機能の獲得、維持のために働く。脳では神経細胞とアストロサイトによって生成される。NGFは末梢副交感神経系,運動神経系を含む中枢神経系の神経細胞には作用しないこと,NGFが作用しないこれらの神経細胞に働く因子が発見されたことなどから,神経細胞の生存や分化に影響する因子を神経栄養因子(neurotrophic factor)と総称するようになった.知覚神経において、温度感覚や痛覚の維持に関わる。-BD…
α2受容体アドレナリン受容体のひとつ。アドレナリンα2受容体とも。アドレナリン作動性神経においてシナプス前終末およびシナプス後膜に発現する。末梢組織においては血管や平滑筋細胞、脂肪細胞、腸、腎臓、内分泌細胞などに発現する。アドレナリンα2受容体は主に中枢神経系のアドレナリン作動性神経に発現し、興奮・覚醒レベルの上昇を抑制することで、鎮痛や鎮静、筋弛緩などに関与している。また、脊髄ではα2受容体は後角表層の侵害受容経路に発現し、痛覚抑制に働く下行性抑制経路の作用点となっている。そのため、…
島皮質 前帯状皮質 痛み 痛覚過敏 末梢神経系 ブプレノルフィン ポリモーダル受容器 内臓求心性線維 N型カルシウムチャネル 尾側亜核 三叉神経 ハンセン病 ノシスタチン プロスタグランジンD2 視床背内側核 先天性無痛無汗症 表在感覚 一次体性感覚野 感覚器 TRPチャネル …訂正・追記要望等
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