痛覚 †
痛みを参照。
関連する用語
一次体性感覚野大脳皮質の一部。触覚、痛覚、温覚の処理に関わる、体性感覚刺激に応答する領域。手の触覚を司る領域。一次体性感覚野に伝わった情報は、さらに二次体性感覚野に伝わる。一次体性感覚野はブロードマン領野における1野から3野に該当し、以下の部位に分けられる。-1野-2野-3a野-3b野タグ:
末梢神経系中枢神経から身体の各部(筋肉や感覚受容器)へ伸びる神経の総称。中枢神経以外の神経。筋肉や感覚器に繋がる神経細胞の集団。解剖学的な区別は、髄鞘形成細胞がシュワン細胞で覆われるのが末梢神経である。神経細胞体は中枢神経であるが、その軸索が脊髄から出て神経根に至ると髄鞘形成細胞がシュワン細胞に変化するため末梢神経となる。脳からでる12対の脳神経と脊髄からでる31対の脊髄神経から成る。自律神経系と体性神経系に分類される。末梢神経の神経線維は以下のように分類され、異なる情報の伝達を行う。…
痛み身体への傷害を起こす刺激(侵害刺激)によって生じる不快な感覚。表在感覚のひとつ。痛覚とも。急性の痛みは危険からの回避や傷害部位の警告などとして重要であるが、慢性化した痛み(慢性疼痛)はQOLの低下の原因となる。痛みの急性期において、大脳皮質一次体性感覚野(S1)の神経細胞の活動が亢進することや、その部位の各神経細胞間の機能的結合が強化され活動相関性が高まることが報告されている。皮膚や内臓からの感覚情報は、脊髄後角において修飾・統合され、二次痛覚神経を伝って脳に至り痛みとして認…
ワレンベルグ症候群延髄外側部の梗塞による損傷によって見られる、脳卒中様症状に激しいめまい(回転性めまい、浮動性めまい)を伴う症候群。損傷と同側の顔面の温痛覚障害、小脳失調、構音障害、嚥下障害、嗄声、めまい、吐き気と、対側体幹と四肢の温痛覚障害、吃逆などを来す症候群。ラテロパルジョンが見られる。タグ:
BMP骨基質に含まれるサイトカイン。骨誘導因子とも呼ばれる。筋細胞から骨芽細胞へと分化を促す作用を持ち、筋組織内に移植すると異所性骨化を引き起こすことが知られている。この異常な活性化が進行性骨化性線維異形成症の原因となる。生物の発生期における組織形成過程で重要な機能を持つ。痛覚神経の細胞内でのBMPシグナルの亢進が痛覚過敏の原因であることが示唆されている。脳室上衣細胞の繊毛の形成を制御することが報告されている。-BMP2-BMP4
サンショオール 神経成長因子 α2受容体 島皮質 前帯状皮質 痛覚過敏 ブプレノルフィン ポリモーダル受容器 内臓求心性線維 N型カルシウムチャネル 尾側亜核 三叉神経 ハンセン病 ノシスタチン プロスタグランジンD2 視床背内側核 先天性無痛無汗症 表在感覚 感覚器 TRPチャネル …コメント・訂正・追記
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