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裂頭条虫(サナダムシ)の一種。サケ属の魚類を中間宿主とし、ヒトを含む哺乳類に感染する。症状は腹部の不快感、下痢、食欲不振など。時に腹痛、体重減少、めまい、耳鳴り、息切れ、痺れ感など。排便時に日本海裂頭条虫の片節の一部が排出されて感染に気付くことが多い。
趾の付け根の関節(MP関節)でつま先立ちをすることによって、足趾に行く神経が中足骨間を連結する靱帯と地面の間で圧迫されて生じる神経障害。つま先立ちをする格好が長時間続くと起こりやすい。中年以降の女性に多い。圧迫部位には有痛性の神経腫(仮性神経腫)が形成される。症状は足の中指や薬指の痺れや痛みなど。
中枢神経以外の神経(末梢神経)に起こる障害。脳神経根、脊髄神経根またはそれより末梢における神経の軸索や髄鞘の障害。ニューロパチーとも。症状は手足の痺れや痛み、四肢の腱反射低下および消失、四肢(特に下肢)遠位部主体の筋力低下、筋萎縮および感覚低下、歩行時のふらつきなど。-ポリニューロパチー
全身の筋肉や関節周辺で強い痛みや強張りが慢性的(3ヶ月以上)に続く疾患。線維筋痛症候群とも。患者のほとんどが女性で50代および60代に多い。痛み以外には、睡眠障害や過敏性腸症候群、全身倦怠感、痺れ、頭痛などの自律神経症状を伴う場合がある。全身の各部位に18ヶ所の特定の部位に圧痛がある以外に検査所見に異常がないことから、原因不明の痛みとして取り扱われることが多い。原因として感染症や炎症性疾患などを契機とするものが56.2%、手術21.2%、外傷16.9%、スポーツ3.8%とされ…
サンショウに含まれる辛味成分。分子内に4つの二重結合を含むアミド。ヒドロキシ-α-サンショオールとも。大脳に作用し内臓の働きを活発化させる働きや麻痺作用を持つ。辛味はカプサイシンに比べて非常に弱いが、TRPV1の活性化し、麻酔のような痺れをもたらす。また、カリウムチャネルのKCNK3とKCNK18の抑制を介して痛覚だけではなく触覚に分類される感覚神経を活性化することが報告されている。
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