最近更新された用語
血液がん以外の上皮細胞由来の固形がん。カルチノーマや癌腫とも呼ばれる。
詳細はがんを参照。
関連する用語
老化した細胞から様々な種類のサイトカインなどの生理活性物質が過剰に産生および分泌される現象。ウイルスなど病原体に感染していなくてもゲノムDNAの一部が細胞質に出て、自然免疫による炎症性サイトカインが分泌される。本来は老化細胞の周囲の細胞を活性化して組織の修復を促進する目的で起こると考えられているが、過剰な分泌によってさらなる細胞老化の促進や加齢関連疾患やがんの発症および進展の原因となる。細胞老化を起こした細胞(老化細胞)は炎症性サイトカイン、ケモカイン、増殖因子や細胞外マトリ…
太陽から放射される電磁波のひとつ。太陽光に含まれる紫外線の波長は 200〜400nm で、波長によって以下のように分類される。-UVC(200〜280nm)-UVB(280〜320nm)-UVA(320〜400nm)紫外線は太陽光の全エネルギーの6%を占める。紫外線のうち92%がUVA、8%がUVB。紫外線のうち波長が290nm未満のものは(UVC)はオゾン層によって遮断され、ほとんど地表には届かない。波長の短い紫外線ほど細胞を破壊する力が強い。つまり、UVAよりもUVCの方…
ゴムの樹液から発見されたビタミンEの一種。トコフェロールの約50倍の抗酸化作用を持つ。その高い抗酸化作用からスーパービタミンEと呼ばれる。トコトリエノールには強力な神経保護特性、抗癌特性、コレステロール低下特性が存在するが、このような特性はトコフェロールでは認められないことが多々ある。抗がん活性を有し、それはG1期停止、アポトーシス誘導、抗血管新生、テロメラーゼ阻害などの作用による。-α-トコトリエノール-β-トコトリエノール-γ-トコトリエノール-δ-トコトリエノール抗がん…
アセトアルデヒドを酢酸に代謝するデヒドロゲナーゼ。アルデヒドデヒドロゲナーゼのひとつ。飲酒によって生じるアセトアルデヒドを代謝する主要なアセトアルデヒド脱水素酵素。ミトコンドリアに存在している。ニトログリセリンを代謝する働きも持つ。ALDHには以下の3種類の遺伝子多型がある。-ALDH2 1*1(活性)-ALDH2 1*2(低活性)-ALDH2 2*2(不活性)活性の弱いALDH2を持つ人は、アルコール摂取後に血液中や組織中にアセトアルデヒドが蓄積するため、活性の強いALDH…
尿路上皮の細胞に発生するがん(癌)。-膀胱がん-腎盂がん-尿管がん
訂正・追記要望等
ご意見・ご要望をお聞かせください。