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ある疾患の症状が急激に起こること。てんかんなどで起こる。
「てんかん」は、異常・過剰な脳の活動が起こることにより、突発的な症状(発作)が繰り返して起こる病気です。*1
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細胞表面のGABAA受容体複合体に対する阻害剤(アンタゴニスト)。痙攣発作を誘導する。マウスの腹腔内に注射することでてんかん様行動が引き起こされ、脳波の記録によりてんかん発症のしやすさを評価することができる。タグ:
冠動脈の血管平滑筋の一時的な攣縮(冠攣縮)によって心筋が虚血状態になることが原因となる狭心症。異型狭心症や安静時狭心症とも。繰り返す胸痛発作や突然死の原因となる。夜間から早朝にかけて(朝4時~6時に多い)、安静時におこる前胸部の痛みがあり、発作時には心電図でSTの上昇が見られる。β受容体遮断薬は使用できない。安静時に起こる狭心症の大部分を占める。日本人の狭心症の約4割を占める。また、患者は男性が多く、喫煙者である割合は80%を超えているとされる。冠攣縮性狭心症の患者のRhoキ…
全身の激しい痙攣発作を伴う慢性的な脳の神経疾患。大脳の神経細胞の過剰な放電(興奮)によって繰り返し引き起こされる反復性の発作を特徴とする。罹患率は100~300人に1人とされる(世界の成人の1%)。漢字では癲癇。一卵性双生児での一致率が80%を超えていることから、てんかんにおいて遺伝的背景の寄与が非常に大きいことが推察される。40歳以下の患者の4割は遺伝的要因によるものとされる。イオンチャネルの異常が発症に関わることが明らかとなっている。原因が不明な特発性てんかんと、他の脳の…
気管支の粘膜が炎症を起こし、刺激が加わると発作的に気管支が狭くなる症状。慢性的に気管支が狭くなる場合もある。気管支喘息とも呼ばれる。気道平滑筋の収縮によって気管支が狭くなり、気流に障害が生じる。小児ではアレルギーによる発症が多い。喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音)と息苦しさを伴う発作を起こす。基本的な治療はステロイドやロイコトリエンを阻害する物質による薬物療法。線香の煙を吸入すると気道が収縮しやすくなり、気道を覆う上皮のバリア機能が低下するため喘息の悪化が引き起こさ…
15番染色体が父親側の片親性ダイソミーの場合に発症する症候群。患者の約70%に15番染色体長腕q11.2の欠失が報告されている。重度精神遅滞やてんかん、発作的な笑い、筋緊張低下、小頭、下顎突出、あやつり人形様失調歩行などが見られる。タグ:
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