白色脂肪細胞(white fat cell)

脂肪細胞のひとつ。ひとつの大きな脂肪滴を持つため、単胞性脂肪細胞とも呼ばれる。

トリアシルグリセロール中性脂肪)を皮下脂肪内臓脂肪として体内の余分なエネルギーを蓄積する。白色脂肪細胞の細胞表面にはインスリン受容体が存在し、インスリンが結合することで血液中からグルコースを取り込み中性脂肪として蓄える。*1

また、アディポサイトカイン分泌して全身の機能調節に関わる。*2*3

交感神経アドレナリン受容体)によって活性化され、必要となった時に、蓄積している脂肪をエネルギーとして使用するために放出する。

運動によって白色脂肪細胞からベージュ脂肪細胞ブライト脂肪細胞)が形成され、脂肪の燃焼効率が高まることが報告されている。

近年,白色脂肪組織内に褐色脂肪細胞細胞ブライト脂肪細胞)が形成されることがほぼ断定され,カテコールアミンへの曝露が重要な役割を果たしている.継続的な持久的身体運動(以下トレーニング)により白色脂肪細胞は継続的にカテコールアミンの曝露を受けることから,トレーニングはブライト脂肪細胞の形成に効果的である可能性が考えられる.*4

*1健康欄 一般の方々へ | 東京大学 代謝医学分野 酒井研究室: http://www.mm.rcast.u-tokyo.ac.jp/lab/word.html
*2脂肪細胞の分化メカニズム|遺伝子制御学研究室|筑波大学: http://www.md.tsukuba.ac.jp/basic-med/biochem/gene/research3.html
*3脱リン酸化制御による脂肪分解の新たな分子基盤 広島大学大学院 医歯薬保健学研究院 細胞分子薬理学: https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/146/2/146_93/_article/references/-char/ja/
*4KAKEN — 研究課題をさがす | 運動は白色脂肪細胞から褐色脂肪細胞への分化を誘導するか (KAKENHI-PROJECT-23700778): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-23700778/

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このページの最終更新日時: 2018-05-01 (火) 09:17:12