皮膚の真皮にある皮脂線?から分泌される油脂。
皮脂が皮膚の表面で皮脂膜という膜をつくり、皮膚の表面を覆う。*1
関連する用語
毛穴を中心として半球状に盛り上がって見える腫瘍。表皮嚢腫やアテロームとも呼ばれる。毛穴の入口部分に袋状構造物ができ、その中に垢(角質)や皮脂が溜まってできる。放置すると肥大化する場合があるが、良性腫瘍であるためがんとは関係がない。内部に細菌が侵入して化膿した場合は炎症性粉瘤(化膿性粉瘤)と呼ばれ、赤く腫れて痛みを伴う。
袋状の構造物を持つ腫瘍。内部には角質や皮脂など分泌物を含む。-表皮嚢腫-卵巣嚢腫
炭素数16の飽和脂肪酸。生体内に最も多く存在する。パルミトイルCoAに変換され、7回のβ酸化によって8分子のアセチルCoAと7分子のFADH2、7分子のNADHが生成される。これらから最終的には106分子のATPが得られる(129分子とする文献もある)。7分子のNADHおよびFADH2と、8分子のアセチルCoAが作られます。アセチルCoAはさらにクエン酸回路に入り、NADH、FADH2、GTPが生成されます。これらが電子伝達系を経て生成されるATPは、最終的に131分子となり…
ミオイノシトールに6つのリン酸基が結合した有機化合物。イノシトール-6-リン酸とも。骨格となっているミオイノシトールが持つ作用(脂肪肝抑制など)を持つ。また、脳の海馬の神経細胞にはフィチン酸の受容体が多く存在し、哺乳動物の脳においてフィチン酸が細胞内小胞輸送に関与していることが示唆されている。穀物や豆類などに1〜3%含まれる。しかし、ヒトを含む単胃動物はフィチン酸を分解する酵素を持たないため、植物の種子に大量に含まれるリンや金属を消化吸収することができない。フィチン酸(myo…
表皮の表面を覆う脂質(脂肪酸やコレステロールなど)の膜。皮膚から水分が蒸散したり、異物が侵入したりすることを防ぐ。また、紫外線など外界からの刺激から皮膚を保護する役割を持つ。皮膚の乾燥によって皮脂膜を保てなくなる。可視光によっても皮膚に存在する光受容体が活性化し、皮脂腺が刺激され皮脂分泌が増加することが報告されている。
参考文献一覧
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