多発性筋炎の症状に加え、以下のような特徴的な皮疹が現れる自己免疫疾患。多発性筋炎と同一の疾患である。*1*2
主に皮膚と筋肉に炎症が起きる病気です。皮膚症状が無い場合は多発性筋炎と呼ばれますが両者は同一疾患です。平成22年度の特定疾患認定患者数は強皮症と合わせて42,233人でしたが、患者数は年々増加傾向にあります。*3
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皮膚筋炎の症状のひとつ。手指の第二関節(PIP関節)や手指の付け根の関節(MCP関節)の伸側に落屑を伴う紫紅色の皮疹。
皮膚筋炎において見られる、ゴットロン丘疹や肘、膝、足首などの関節の伸側面に生じる紅斑。
全身疾患と関連して起こる皮膚病変。例えば、肺小細胞がんによって起こる皮膚筋炎や腎盂がんによって起こる黒色表皮腫など。
免疫細胞が自分の体の一部を異物と誤認して(自己抗原)、それを攻撃する病気の総称。通常、T細胞などのリンパ球は自分の細胞を攻撃しない様に制御されているが、この制御に異常が起こると自己免疫疾患の原因となる。T細胞が自分の体の細胞を攻撃しないように、負の選択と末梢トレランス(制御性T細胞による抑制を含む)という二重の垣根によって体は守られている、しかし、それでもトレランスは完璧ではない。自己免疫反応あるいは自己免疫病は、かなりの頻度で起こる。原因となっているものが自身の抗体(免疫)…
筋肉に起こる炎症の総称。筋肉痛や力が入らなくなるなどの症状が現れる。女性に多く発症する。皮膚症状を伴う筋炎を皮膚筋炎、伴わない筋炎を多発性筋炎と区別する。
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