生物が外界を見るための器官。物体に反射する光を受け取り、その形状や色、位置などの情報を得る。眼とも表記される。
目に入ってきた光は、眼球の前側にある角膜、虹彩、水晶体、硝子体を通って眼球の奥にある網膜上に像を結ぶ。外気に接する角膜は涙による膜(涙膜)によって保護されている。
目の分解能(識別できる大きさ)は0.1mmとされる。*1
出典: ウィズダムブック社 矢作徹 2009年版 近視レーザー手術ガイドブック(2008/12/25)
角膜は光を75%曲げ、水晶体は25%曲げる。レンズの形をしている水晶体の方が光を曲げる力は弱い。*2
網膜には無数の視細胞が並んでいる。光が入射してくる網膜の表側には視神経があって、光を受ける視細胞は網膜の裏側の方にある。
視細胞には、明暗の情報を受け取る桿体細胞と、色彩の情報を受け取る錐体細胞がある。*3