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結腸の後に続く大腸の一部。直腸は肛門に繋がる。
関連する用語
横行結腸の半分、下行結腸、S状結腸、直腸上部(直腸静脈と吻合)の血液を肝臓へ送る静脈。タグ:
フラボノイド系ポリフェノールのひとつ。フラボノイド類では最も単純な化学構造を持つ。セロリの葉は多くのアピゲニンを含む。アピインのアグリコン。肺や結腸、直腸、乳腺のがんに対する抑制作用を持つ。-セロリ-パセリ-ツルムラサキ-レモン-キンカン-グレープフルーツ
ビタミンA(レチナール)の前駆体(プロビタミンA)となるカロテノイド。β-カロチンとも。橙色の色素成分であり、ニンジンなどの色の元となる。高等植物の葉においては2番目に多いカロテノイド(25%程度)。小腸上皮でβ-カロテンはビタミンA1であるレチナールに変換される。ビタミンAが不足すると、蓄えられているβ-カロテンがビタミンA1に変換される。通常は肝臓や脂肪組織に蓄えられるか、余分であれば排泄される。活性酸素を抑える抗酸化作用がある。β-カロテンは油脂に溶けやすい性質を持って…
神経内分泌細胞を起源とする腫瘍。カルチノイドとも呼ばれた(がんモドキの意)。セロトニンを産生する細胞(腸クロム親和性細胞)から発生するため、その90%が存在する消化管で起きやすい。消化管では直腸での発生が最も多く、続いて膵臓、胃が好発部位とされる。かつては浸潤や転移がない良性腫瘍と考えられたが、現在では否定されている。また、当初は内分泌臓器に発生する腫瘍と考えられていたが、それ以外の臓器にも発症することが確認されている。異常にホルモンを産生するようになったものを機能性神経内分…
摂取した食品が消化・排泄されるまでに通る器官の総称。腸管とも呼ばれる。口腔、咽頭、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸、肛門までを指す。全長は約6m。コリン作動性神経から遊離されるアセチルコリンによって収縮する。消化管を支配する交感神経は主に腹腔神経節や腰神経節を経由して到達した節後神経線維。食道から横行結腸までは延髄迷走神経背側核に由来する副交感神経、下行結腸から直腸までは仙髄中間質外側核に由来する副交感神経に支配されている。
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