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硫酸とナトリウムとの塩。組成式は NaHSO4
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人体に必要なミネラルの一つ。生物の体内ではイオンとして存在する。体液の浸透圧の調節などを行う。ナトリウムとその塩類(例えば、塩化ナトリウム NaCl)は、細胞外液中の主要な有効浸透圧物質であるので、細胞外液にあるナトリウム総量は、細胞外液量を決定する主要な因子である。「ナトリウム」はドイツ語であり、英語では「ソディウム」と呼ばれる。ナトリウム Natrium はドイツ語であり、タンザニアにあるソーダの湖、ナトロン湖 L.Natron に由来する。英語名 Sodium はソーダ…
分子を構成する元素の種類とそれらの数の比率を表す化学式。実験式とも呼ばれる。例えば、グルコースの分子式は C6H12O6 であるが、組成式は構成元素の比率を表すので CH2O となる。イオン結合によってできる物質は組成式で表す。陽イオンを先、陰イオンを後に記述する。
食品では塩化ナトリウムのことを指す。塩化ナトリウムであることを強調する場合は食塩と呼ばれる。化学的には、酸と塩基の反応から生成された水以外のもの(陰イオンと陽イオンがイオン結合してできる固体)の総称である。名称定義例正塩酸由来のHも塩基由来のOHも残っていない塩塩化ナトリウム塩化カルシウム酢酸ナトリウム炭酸ナトリウム塩化アンモニウム硫酸銅酸性塩酸由来のHが残っている塩炭酸水素ナトリウム硫酸水素ナトリウムリン酸水素二ナトリウムリン酸二水素ナトリウム塩基性塩塩基由来のOHが残って…
硫黄を含むオキソ酸。揮発しにくく、水溶液中で強酸性を示す。H4工業用薬品としては製造量が多く安価。強い脱水作用を持ち、水分の除去に用いられる。製造方法(接触式硫酸製造法)は、二酸化硫黄を触媒を用いて三酸化硫黄(無水硫酸)に酸化し、それを濃硫酸に吸収させる。全化学反応は以下の通り。+S + O2 + 296.9kJ+SO3 + 98.3kJ+SO4 + 226.5kJ皮膚に対しても脱水作用による障害が起こる。多くの硫酸に対して少量の水を加えると、反応熱で水が沸騰し、硫酸が飛び散…
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