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複数の神経細胞がシナプスによって結合して形成するネットワークのこと。
関連する用語
発達障害に関連する遺伝子。網膜のCYFIP2の欠損はマウスにおいて視覚異常の原因となることが確認され、ヒトの発達障害でしばしば見られる視覚異常の少なくとも一部は網膜の神経回路の変化に起因すると報告されている。タグ:
ある神経細胞の軸索と別の神経細胞との間にできる連結部分。主に樹状突起スパイン上に形成される。刺激によってその数は増減する。情報を発する神経細胞(シナプス前細胞)の軸索の終端(シナプス前終末、プレシナプス)と、その終端から送られる神経伝達物質を受け取る他の神経細胞(シナプス前細胞)の一部(シナプス後膜、ポストシナプス)との繋ぎ目。シナプス前細胞とシナプス後細胞の間の20nm程度の隙間をシナプス間隙と呼ぶ。シナプスでは活動電位による情報伝達ができないので、神経伝達物質を放出する。…
嗅糸球体を構成する細胞のひとつ。房飾細胞と同様に、僧帽細胞の主樹状突起は嗅神経の軸索と結合し、嗅皮質に軸索を送る。出生直後までに樹状突起を複数伸ばし、生後発達期にはそのうちの一つを除いて刈り込むことで正しい神経回路を作る。タグ:
生後間もない、経験に応じて神経回路が柔軟に変化する時期。ある行動学習が可能な一定期間。臨界期における外界から言語刺激を受けることが言語習得において重要であることが知られている。敏感期とも。臨界期には眼優位性も大きく変化する。ネコに視覚的刺激を制限する実験によって実証され、ネコの臨界期は生後4週から3ヶ月とされている。絶対音感の習得も臨界期における刺激が必要であることが示唆されている。タグ:
神経活動に依存した脳の神経回路の変化、およびそれに関連した脳機能の変化のこと。特にシナプスにおいて、その結合の強さが可逆的に変化し、情報伝達の起こりやすさも可逆的に変化すること。-眼優位性可塑性-シナプス可塑性--ヘッブ型可塑性--整調型可塑性タグ:
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