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神経細胞が集合して特定の機能を持った部分。
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延髄に存在する神経核(縫線核)。下行性疼痛抑制系の構成要素。橋縫線核に繋がる。第四脳室髄条の正中近傍に位置し、γ-アミノ酪酸(GABA)を含む細胞が存在していることから吃逆中枢に対するGABA作動性抑制性入力の源であるとされる。中心灰白質からの刺激は大縫線核を経由し、脊髄後角の侵害受容ニューロンを抑制することで疼痛を抑える。タグ:
延髄の神経核。巨大細胞性網様核とも。孤束核から入力を受け、青斑核にグルタミン酸作動性神経を投射する。
第一胸椎から第二腰椎までの高さにおける脊髄灰白質の脊髄側角をなすコリン作動性神経の神経核。中間外側核とも。上位胸髄の中間外側核は主に心臓を中心とした循環系の中枢を交感神経支配し、中~下位胸髄の中間外側核の多くはその高さの支配臓器の血管床に分布していると考えられる。中間外側核の大きさと神経細胞数は第二胸髄の高さで最大。第二胸椎の部分には心臓の運動に関わる神経細胞群、第十一胸椎の部分には血管の運動に関わる神経細胞群が存在している。仙髄(第二仙椎〜第四仙椎)の中間質外側核には勃起中…
延髄の一部。後顔面神経核の直下から延髄腹側表面にまで展開している。血管運動中枢(心臓血管運動中枢)。圧受容器反射の最終情報統合部位で交感神経中枢。圧受容器反射に関与する複数の神経核からなる。抑制性の呼吸性ニューロンが存在する。頭側延髄腹外側野とも。また、シナプスを介さずに脊髄後角に交感神経出力として投射することから、交感神経活動中枢として知られている。圧受容器への刺激は孤束核から延髄尾側腹外側野へ伝わり、そこからGABAによる抑制性シナプスによって吻側延髄腹外側野を抑制する。…
延髄腹外側野を制御する脳幹の部位。上位脳幹からの情報は吻側延髄腹外側野(RVLM)を介して脊髄循環中枢へ伝達される。上位脳幹の様々な神経核から制御を受けた多くのRVLM神経細胞は脊髄交感神経節前神経細胞に直接投射し、心臓血管運動を調節している。
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