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神経細胞の軸索のこと。
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コンドロイチンが硫酸化した有機化合物。グルコサミノグリカンのひとつ。グルクロン酸とグルコサミンの繰り返し単位が直鎖状に結合したヘテロ多糖。分子式は C13H21NO15S 血管のない軟骨に水分や栄養を届ける役割を持つ。経口摂取によって軟骨にコンドロイチン硫酸が届けられるかは不明であり、関節痛の改善効果があるかどうかは疑問視されている。ある症状においては、損傷部位に蓄積することが確認されている。コンドロイチン硫酸は、慢性化した多発性硬化症などの脱髄疾患の脱髄巣や脊髄損傷の傷害部…
嗅覚受容体を持つ、匂いの感知に特化した神経細胞。嗅部の嗅上皮を構成する細胞のひとつ。細胞核のある細胞体は嗅粘膜の深層にあり、上方に突起、下方に軸索(嗅神経線維)を出す双極細胞。十数本の樹状突起(嗅毛)を鼻腔に突出させる。ひとつの嗅細胞は1つの嗅覚受容体のみを持つ。一本の枝分かれがない軸索を持つため、一つの嗅球糸球のみに情報を伝達できる。嗅細胞が受け取った嗅覚情報は嗅球を介して嗅皮質に送られる。
神経から生じる腫瘍。成人に起こる大部分は神経線維由来。-神経線維腫-神経鞘腫-神経節腫(神経節細胞腫)-神経芽腫(神経芽細胞腫)-神経節芽腫(神経節芽細胞腫)-褐色細胞腫
アミド型局所麻酔薬のひとつ。神経細胞の開いた状態(不活性状態)の電位依存性ナトリウムチャネルを可逆的に抑制し、活動電位の発生と伝搬を妨げる。ロピバカインは側鎖がプロピル基であり、プロピバカインと名付けられるはずであったが、別の局所麻酔であるプロピトカインとの混乱を避けるためにロピバカインとなった。血液中で主にα1-酸性糖タンパク質(AGP)に結合し、アルブミンへの結合は少ない。CYP3A4とCYP1A2によって大部分が代謝される。レボブピバカインやブピバカインよりも心毒性が低…
オリゴデンドロサイトの細胞膜が神経線維(軸索)に巻き付いて形成される部位。ミエリン鞘とも。重量の70~80%が脂質であり、残りの約20%はタンパク質。脂質はスフィンゴミエリンを主成分とする。髄鞘の発生をサイトヘジンが制御していることが報告されている。高い電気抵抗を持ち、この髄鞘が絶縁シートとして働くことで、非常に速い神経伝達が可能となる。髄鞘の異常によって多発性硬化症などが引き起こされる。
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