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植物の種子から得られる油脂。
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ゴマの種子から得た油から製造された食用油。n-6系脂肪酸などの不飽和脂肪酸が多く含まれているにも関わらず、抗酸化作用を持つセサミンなどのゴマリグナンが含まれているため酸化されにくいのが特徴。焙煎後に搾油される焙煎ゴマ油と、生のゴマから搾油される太白ゴマ油がある。脂肪酸は、リノール酸およびオレイン酸が42%ずつ、パルミチン酸が9%。ビタミンEを含む。ゴマ油の摂取によってγCEHCの排泄が抑制されることが確認されている。タグ:
ブドウの種子から得られる油脂。ビタミンEが豊富だが、搾油方法によっては減少する。脂肪酸はリノール酸が67%、オレイン酸が22%、パルミチン酸が6%。植物ステロールであるカンペステロールやβ-シトステロールを含む。タグ:
チアの種子(チアシード)から得られる油脂。含まれる脂肪酸はα-リノレン酸が47%、リノール酸が33%、オレイン酸が12%。ビタミンEも含まれる。
必須脂肪酸でn-3系脂肪酸のひとつ。植物由来の油に含まれる脂肪酸。α-リノレン酸は葉、根(野菜類、とくに冬野菜)に多く、植物プランクトンもα-リノレン酸を生成する。イコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸はα-リノレン酸からの代謝によって生成される。以下のものは種子油でありながらリノール酸が少なく、α-リノレン酸が多い。-エゴマ油(シソ油)-アマニ油-チアシードオイルタグ:
亜麻の種子である亜麻仁から得られる植物油。フラックスシードオイルとも。DHAやEPA、α-リノレン酸などのn-3系脂肪酸を多く含む。脂肪酸はα-リノレン酸が60%、オレイン酸が16%、リノール酸が14%と、エゴマ油に似た組成である。ビタミンKもわずかに含まれる。マウスの実験において、アレルギー性結膜炎の結膜中の炎症性脂質メディエーターを減少させ、症状を改善させることが確認されている。タグ:
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