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感染経路のひとつ。空気中を漂う病原体を介して起こる感染。
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肝炎ウイルスのひとつ。肝臓がんの主な原因となる。肝細胞の炎症を引き起こす原因でもっとも多いものが、B・C型肝炎ウイルスの感染です。日本では肝臓がんの約70%がC型肝炎ウイルスによるものとされています。空気感染や経口感染はせず、注射針や手術などで血液を介して感染する。医学実験によってC型肝炎ウイルスが体に残ったチンパンジーは、そうでないチンパンジーに比べて早く亡くなること報告されている。中には腎臓の病気が死因となった例が複数あり、肝機能も低下していることが確認されている。タグ:
空気感染の一種。病原体を含んだ小さな飛沫の水分が蒸発などによって乾燥して空気中に長期間浮遊する5μm以下の微粒子(飛沫核)となったものを吸入することで感染する経路。飛沫核感染を起こす感染症としては、麻疹や水痘、結核が代表的。密閉された空間などでは、インフルエンザウイルスやコロナウイルスでも空気感染の可能性が示唆されている。
2019年末から中国湖北省の武漢市を中心として大規模な感染が確認されたコロナウイルス(2019-nCoV、SARS-CoV-2)による感染症の名称。COVID-19の「COVI」はコロナウイルス、「D」は病気(disease)、末尾の「19」はこのウイルスが最初に確認された2019年が由来。公表された情報によると、2020年2月10日時点では中国国内の感染者は4万人を超えている。ウイルスはヒトからヒトへ感染し、非常に強い感染力を持つ上、不顕性感染を起こす。感染はエアロゾルを介…
クリミア・コンゴ出血熱の原因となるウイルス。ブニヤウイルス科ナイロウイルス属。ウシ、ヤギ、ヒツジなどの哺乳動物が自然宿主で、マダニ(イボマダニ属)によって媒介される。現在27種のマダニが媒介することが知られている。空気感染は起こらない。1944~45年にかけて中央アジアのクリミア地方で確認された出血熱の患者の血液から分離されたウイルスと、1956年にアフリカのコンゴで分離されたウイルスが後に同一であることが分かり、この名前が付けられた。リバビリンはクリミア・コンゴ出血熱ウイル…
アレナウイルス科に属する一本鎖RNAウイルス。ラッサ熱の原因となる。西アフリカに生息する野ネズミの一種であるマストミス(Mastomys natalensis)によって媒介される。空気感染は起こらない。
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