筋細胞 †
筋線維のこと。
関連する用語
BMP骨基質に含まれるサイトカイン。骨誘導因子とも呼ばれる。筋細胞から骨芽細胞へと分化を促す作用を持ち、筋組織内に移植すると異所性骨化を引き起こすことが知られている。この異常な活性化が進行性骨化性線維異形成症の原因となる。生物の発生期における組織形成過程で重要な機能を持つ。痛覚神経の細胞内でのBMPシグナルの亢進が痛覚過敏の原因であることが示唆されている。脳室上衣細胞の繊毛の形成を制御することが報告されている。-BMP2-BMP4
PDKピルビン酸デヒドロゲナーゼ複合体に含まれるピルビン酸デヒドロゲナーゼをリン酸化することで不活化するキナーゼ。4つのアイソザイムが存在する。-PDK1-PDK2-PDK3-PDK4インフルエンザ感染時、PDK1とPDK2は筋細胞での産生量が正常時の2.5〜3.5倍に、PDK3は肝細胞での産生量が正常時2〜2.5倍となる。PDK4も同様に筋細胞での発現が上昇するが、その量は正常時の50倍にも達する。
リアノジン受容体アルカロイドのリアノジンが結合するタンパク質として発見された受容体。小胞体上のカルシウムイオン放出チャネルとして、細胞膜上のカルシウムチャネルと連動して開口する。骨格筋や心筋の収縮に関わる。筋細胞内のカルシウムイオンは、筋小胞体からリアノジン受容体を介して細胞質に放出され、その濃度上昇に伴って筋原線維が収縮し、再び、カルシウムイオンはSERCAカルシウムイオンポンプで筋小胞体に戻され、濃度低下に伴って筋原線維が弛緩する、この繰り返しが筋の活動につながります。この遺伝子の点突然…
フーリンアルギニンとリシンの配列(Arg-Arg-Lys-Arg配列)を認識して切断する、プロセシングに関わるプロタンパク質転換酵素(カルシウム依存性セリンプロテアーゼ)。エンドペプチダーゼのひとつ。マトリックスメタロプロテアーゼなどの前駆体などの不活性型酵素の一部を切断し分解することで、それを活性型酵素に転換させる働きを持つ。ミトコンドリア活性の低下によって筋細胞内のカルシウムイオン濃度が上昇すると活性化が起こるが、このときフーリンの活性を阻害することでミトコンドリア障害による筋萎…
イベルメクチン寄生虫駆虫作用を持つ16員環マクロライド系抗生物質。フィラリア、オンコセルカ症、糞線虫症、疥癬などに対する治療薬。アベルメクチンのジヒドロ体。商品名はストロメクトールやメクチザン。構造の異なる2種類(イベルメクチンB1a、イベルメクチンB1b)が存在する。無脊椎動物の神経および筋細胞に存在するグルタミン酸作動性塩素チャネルに選択的に結合し、塩素イオンに対する細胞膜の透過性を上昇させて寄生虫に麻痺を起こして死滅させる。RNAウイルスに対する抗ウイルス活性を有し、SARS-CoV…
興奮性細胞 脂肪変性 活動電位持続時間 歯髄細胞 中心核病 筋線維 間葉系幹細胞 テトロドトキシン 褐色脂肪細胞 基底膜 クラッシュシンドローム AMPK 筋形成制御因子 筋芽細胞 マイオサイト シアリダーゼ訂正・追記要望等
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