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摂取した食物などの物質を通すために管状になった臓器。主に消化管。*1
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腹部の管腔臓器。主に粘膜、神経、平滑筋から構成され、平滑筋には腸の長軸方向に収縮する縦走筋と、腸管を輪を描くように囲み絞るように収縮する輪走筋の二種類がある。これらの平滑筋間や輪走筋と粘膜の間には神経叢がある。腸の運動調節にはムスカリン受容体によるイオンチャネルの開閉調節が関わる。-十二指腸-小腸-大腸-回腸タグ:
体の表面を覆う皮膚や管腔臓器(口腔や腸管、気管、泌尿器、生殖器など)の粘膜を覆い、外界からの異物や病原体の侵入を防ぐ役割をもつ細胞。上皮というのは、皮膚や粘膜の表面はもちろんだが、肝臓や腎臓などの実質部分も上皮が折りたたまれてできており、これらの臓器の機能を担っている細胞は上皮細胞である。口腔の上皮細胞は高温に反応する。温度の感知はTRPV3、TRPV4が担っている。上皮細胞は常に生まれ変わり、古くなったものは、皮膚では垢、腸では便、気管では痰などとして排泄される。悪性腫瘍の…
管腔臓器が強く攣縮した際に起こる痛み。身体を真っ直ぐにしていられないほどの脇腹の激しい痛み。結石の症状。血尿や嘔吐を伴う場合がある。
管腔臓器に完全な穴が空くこと。主に消化管穿孔。
Ⅴ型コラーゲンの異常により結合組織の脆弱性を症状とする疾患。血管や皮膚の脆弱性、関節の過伸展(関節が折れ曲がるようにぐにゃっと動く)、皮膚の過伸展を特徴とする。コラーゲン遺伝子の異常が原因で正しい構造のコラーゲンが産生されないことが知られている。血管型EDS(Ⅳ型)は血管や管腔臓器に特異的に発現するⅢ型コラーゲン(COL3A1)の片アレル変異で発症し、血管や消化管、子宮の破裂などを合併し、突然死の恐れがある常染色体優性遺伝疾患。
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