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粘膜の一部。粘膜上皮の下に存在する層。消化管などにおいては、粘膜固有層の下に粘膜筋板が存在する。*1
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樹状細胞マーカー。小腸粘膜固有層のCD11c陽性細胞にはTLR5が特異的に発現しており、有鞭毛細菌に対して自然免疫応答を誘導する。骨髄細胞に由来する唾液腺マクロファージに発現が見られる。タグ:
生きた腸内細菌が腸管粘膜を介して腸管内から粘膜固有層、腸管リンパ節、その他の臓器に移行し感染を引き起こすこと。腸管内における細菌の異常増殖や腸管バリア機能の障害、生体防御機構の破綻などが原因とされる。
消化管に散在しているリンパ小節。回腸では空腸よりも数多く存在する。小腸では粘膜固有層に位置し、二次リンパ小節を形成する。
αEサブユニットとβ7サブユニットからなるヘテロダイマーであるインテグリン。CD103とも。腸管のリンパ球に多く発現する。扁桃腺のリンパ球や制御性T細胞、樹状細胞でも発現していることが確認されている。また、炎症部位に浸潤したT細胞で強く発現しているため、自己免疫疾患の治療薬の標的分子の候補とされている。CD103陽性樹状細胞は、小腸粘膜固有層や腸管膜リンパ節において代表的な抗原提示細胞であり、レチノイン酸を産生してTGF-β存在下でFOXP3陽性制御性T細胞を誘導することが報…
腸管の粘膜固有層の自然免疫の免疫細胞群が発現するマクロファージの分子マーカー。
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