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糖(糖鎖)と結合したペプチド。
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グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
あるアミノ酸のアミノ基(-NH2)と、別のアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)が脱水縮合によって結合してできる分子。この結合はペプチド結合と呼ばれる。ペプタイドと表記される場合もある。2つのアミノ酸で構成されるペプチドをジペプチド、3つのアミノ酸からなるものをトリペプチドと呼ぶ。さらに同じ反応が繰り返されると、アミノ酸が複数繋がったペプチドができる。アミノ酸が10個程度繋がったペプチドをオリゴペプチド、それ以上のものをポリペプチドと呼ぶ。このようなペプチドのうち、アミノ酸が…
アルドースやケトース、糖質のこと。一般に炭素原子3個以上のポリヒドロキシアルデヒド類(アルドース)またはケトン(ケトース)およびその誘導体を指す。
糖鎖の非還元末端からシアル酸を分離させるエキソ型の酵素。Neu5Ac2enによって酵素活性が弱く阻害される。ノイラミニダーゼとも呼ばれる。インフルエンザウイルスの増殖に関わる。シアリダーゼの欠損はシアリドーシスを引き起こす。哺乳類などの細胞内に含まれ、ヒトでは以下の4種類が確認されている。略称主な局在場所基質至適pH機能NEU1リソソームオリゴ糖、糖ペプチド、4MU-NeuAc4.6リソソーム異化分解、免疫機能、エラスチン線維集合NEU2細胞質オリゴ糖、糖ペプチド、ガングリオ…
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