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単糖類が酸化によってカルボキシル基を得た化合物。グルコースの糖酸はグルコン酸。
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グルコースの誘導体(アルドン酸)。グルコースのアルデヒド基が酸化されてカルボキシル基に変化した構造を持つ。分子式は C6H12O7 乳酸発酵中に発見され、国内では1962年に食品添加物に指定されている。ハチミツに含まれる有機酸の約七割を占め、ローヤルゼリーにはハチミツの五倍ほどが含まれる。食品添加物として認可されている酸の中で唯一の糖酸。クエン酸の4分の1程度の酸味を持つ。小腸での吸収効率は低く(最大20%)、大腸においてビフィズス菌の増殖や機能強化を促進し、便通を改善すると…
ヘキソースに分類される単糖類のひとつ。グルコースは葡萄から初めて取り出されたことからブドウ糖とも呼ばれる。異性体にフルクトースがある。分子式は C6H12O6天然にはD体(D-グルコース)として存在する。グルコースとだけ書いた場合はD-グルコースのことを指す場合が多い。構造によってα-D-グルコースとβ-D-グルコースの2種類に分けられる(立体異性体)。食品に含まれるマルトースやスクロースなどの二糖類やデンプンは消化液に含まれる酵素によって分解されグルコースを生じる。大部分は…
空気中の酸素を消費しながら行う発酵。細菌のペリプラズムで行われる。酢酸菌は、酸化発酵によって自身に有利な環境を作り出すとされる。酢酸菌は特定の糖やアルコールを利用しにくい糖酸(有機酸)に急速に酸化変換し、培地中に高濃度に蓄積することができます。この「酸化発酵」と呼ばれる反応は、共存する微生物種による糖・アルコールの利用を妨害すると同時に、それら微生物の生存に不向きな (有害な)有機酸の蓄積と低pH環境をもたらします。
以下のような化学反応。還元の逆反応。-酸素と結合する反応-水素を失う反応-電子を失う反応食品の劣化や生体内の物質に障害(活性酸素による酸化ストレス)を与える原因となる。食品中のタンパク質、脂質、糖質などが酸化されると、食品の劣化が起こります。それを防ぐために、真空パックや脱酸素剤封入包装、食品添加物として水溶性抗酸化物質のビタミンC、脂溶性抗酸化物質のビタミンEの添加など、様々な工夫で酸化を防いでいます。
官能基のひとつ。R-COOH(示性式は R-C-OH)で表される。カルボキシ基とも呼ばれる。1つのヒドロキシ基と酸素原子が二重結合した親水性の官能基。
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