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糖質のうち、単糖類と二糖類のこと。低分子の糖類は甘味を持つ。
糖同士、または他の分子と結合したものを糖鎖と呼ぶ。*1
関連する用語
グルコースなどの糖が枝分かれしながら鎖状に繋がった分子。多くはタンパク質や脂質などに結合した状態で存在する。糖鎖を持つタンパク質を糖タンパク質と呼ぶ。動物では体内の半数以上のタンパク質に糖鎖が結合している。同じタンパク質でも健康なときと病気のときとで糖鎖の形が変化することが知られている。小胞体膜に存在するドリコール脂質上に作られる。糖鎖の構築にはグルコースが必要であることが報告されている。糖鎖は、細胞小器官の1つである小胞体膜に存在するドリコール脂質上に構築され、複数の段階を…
金属元素のひとつ。糖類やコレステロール、結合組織、タンパク質の代謝、インスリンの働きなどに関与するミネラル。成人の体内に2〜6mgが存在する。栄養素となるのは三価クロムであり、六価クロムは人体に有害。吸収された三価クロムは血液中でトランスフェリンに結合し、肝臓へ運搬される。クロムの吸収率は3%未満。通常の食生活では不足することは稀だが、糖尿病、砂糖の過剰摂取、極度の運動、外傷によってクロムの排泄量が増加する。クロムは牛肉や小麦粉などに多く含まれる。成人以降は食事による推奨摂取…
アミノ酸と糖類が一緒になった際に起こるアミノカルボニル反応。フランスの学者であるルイ・カミーユ・メイラード(Louis Camille Maillard)が発見した。マイヤール反応とも呼ばれる。加熱されたときに起こりやすいが、加熱がなくても起こることが確認されている。食品の着色の原因となる。いったん脱色精製した無色の水飴が常温で貯蔵中に着色する現象が問題になり,ここではじめてデンプン糖における Maillard 反応が注目されるようになった.すなわちデンプン中に不純物として含…
体内へ取り込まれずに腸内細菌の栄養源となる難消化性・難吸収性の糖類(食物繊維)。腸内環境を改善し、健康維持や疾患予防に寄与することが知られている。L-アラビノースとスクロースを同時に摂取すると、どちらも腸内細菌利用糖として機能し、特定の腸内細菌に協調的に作用することにより酢酸やプロピオン酸の産生を相乗的に促進させ、高脂肪食誘導性の肥満を抑制することが報告されている。タグ:
単糖類(ヘキソース)のひとつ。スクロースと同じくヒトが最も甘味を強く感じる糖類。果実や蜂蜜に含まれる無色の結晶。果糖とも呼ばれる。グルコースの異性体。フルクトースは六員環構造、鎖状構造、五員環構造を取りうる。フルクトースは甘味の感じ方に温度依存性があり、温度が低いほど強く甘みを感じる。60℃よりも30℃、30℃よりも5℃で強く甘みを感じることが報告されている。小腸上皮細胞において、GLUT5によって特異的に受動輸送で取り込まれる。フルクトースが吸収される早さはグルコースの0.…
参考文献一覧
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