納豆菌(Bacillus subtilis var. natto)

土壌に生息する枯草菌バチルス・サチリス)のひとつ。稲に寄生する。納豆菌は納豆キナーゼ呼ばれる酵素を生産する。*1

納豆の原料は大豆の煮豆と水、そして納豆菌である。納豆が引く糸はグルタミン酸ペプチド結合で繋がったγ-ポリグルタミン酸。納豆菌がγ-ポリグルタミン酸を生成する目的は、自分自身を乾燥から保護することと、食糧を備蓄するためである。*2

大豆自体にはビタミンB2は多くないが、納豆菌はビタミンB2を合成するため、その含有量が多い。*3

納豆製造に用いられる納豆菌 B.subtilis(natto)は、分類上、枯草菌 B.subtilis に含まれるバチルス細菌の1つであり、プロバイオティクスとしての利用が期待されている。これまで、枯草菌 B.subtilisの効果として、胞子生菌の経口摂取により、内菌叢改善、下痢改善、飼養効率向上等が報告されている。... 本結果は、経口摂取した納豆菌が腸管上皮細胞免疫応答を誘導し、腸管免疫機構に影響を及ぼすことを示唆するものである。*4

*1宇都宮大学工学部 応用化学科 納豆菌の“ねばねば”パワーで排水処理: http://www.chem.utsunomiya-u.ac.jp/lab/mizu/natto-index.html
*2大阪大学大学院工学研究科 応用化学専攻 g-ポリグルタミン酸 (g-PGA): http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~shiroken/pga.html
*3西東社 カラー図解 栄養学の基本がわかる事典 川島由起子(2013/4/4): https://amzn.to/2tzGwYt
*4細井知弘 納豆菌Bacillus subtilis (natto)が腸内菌叢と腸管細胞機能に及ぼす作用: http://gazo.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/gakui/cgi-bin/gazo.cgi?no=215479

納豆菌に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]

コメントはありません。


このページの最終更新日時: 2019-03-03 (日) 10:31:38