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真核細胞の細胞小器官のひとつ。直径0.2~1.5μmでほぼ球形。肝細胞ではひとつの細胞に数百個存在する。マイクロボディやミクロボディとも呼ばれる。超長鎖脂肪酸のβ酸化やコレステロールの酸化、胆汁酸やドコサヘキサエン酸、プラスマローゲンの合成などを行う。炭素数が24個以上の脂肪酸は主にペルオキシソームで酸化消去される。ペルオキシソームの脂肪酸代謝が滞ると神経組織が正常に維持できないことが知られている。ペルオキシソーム内のタンパク質はペルオキシソーム局在化シグナルを持つ。カタラー…
細胞外の物質を細胞内に取り込むサイトーシス。真核細胞に備わっている働き。外部からの栄養や情報分子の取り込み、神経伝達物質の放出などに関わる機能。クラスリン(クラスリン被覆小胞)に依存するエンドサイトーシスは直径が100~150nmの小胞、カベオリンに依存するものは直径50~80nmの小胞を形成する。また、これらより大きな物を取り込むマクロピノサイトーシスがある。細胞が細胞外や細胞膜上の物質を取り込む現象の一つ.このエンドサイトーシスの過程では,まず細胞膜が内側に向かって陥入し…
小胞体に異常を起こす原因となるストレスのこと。タンパク質の折り畳み(フォールディング)の際に発生する場合がある。これに対する防衛反応を小胞体ストレス応答と呼ぶ。タンパク質は mRNA から翻訳されアミノ酸のつながったものとして合成される。その後、細胞内の小胞体と呼ばれる場所で折り畳まれ、個々のタンパク特有の立体構造ができあがる。折り畳みがうまくいかなかったタンパクが小胞体でたまるようになると、小胞体に悪影響(ストレス)がかかることを小胞体ストレスと呼ぶ。小胞体ストレスが加わる…
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