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細胞同士が特定のタンパク質を介して結合(接着)すること。また、その結合のこと。
関連する用語
上皮細胞や内皮細胞の頂端部の細胞同士を接着させる構造体。細胞間隙の物質の移動を防ぐために、細胞の細胞膜の距離を限りなく0に近づける特殊な細胞接着を行う。気道上皮においては細胞同士を密に結合させることでバリアの機能を有し、炎症の原因となる吸入抗原が体内へ侵入することを防ぐ。タイトジャンクションは以下のタンパク質によって構成される。-オクルディン-クローディンタイトジャンクションの形成において必要なクローディンの集積において、コレステロールに富む膜ドメインとクローディンの相互作用…
3つの上皮細胞が接する領域に隙間が存在するタンパク質。アクチン細胞骨格と結合し、その収縮力を利用して3つの細胞間の隙間を小さく保つ役割を担う。トリセルリンがアクトミオシン骨格と相互作用することによって、トリセルリンと共に接着構造を形成するクローディンが3つの細胞接着領域に引き寄せられ、3つの細胞間に生じる隙間が小さく保たれる。タグ:
膵管内に出来る腫瘍。膵臓にできる嚢胞性腫瘍の代表。良性腫瘍と悪性腫瘍のどちらも含まれる。健康診断などで膵嚢胞(液体が貯留した病変)として偶然見つかることがある。責任分子としてMNX1、HNF1Bが報告されている。膵管内に盛り上がるよう(乳頭状)に腫瘍が増殖し、それが粘性のある液体を分泌して膵臓中に嚢胞を作ったり、膵管を塞ぐことで膵炎を引き起こしたりする。膵管内で発育した腫瘍が浸潤して膵臓がんを形成する。検査によって膵臓内に液体が溜まっていたり、膵管が拡張したりといった現象が観…
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
細胞表面にある小突起。栄養の吸収や細胞からの分泌、細胞外環境のセンシング、細胞接着など多くの細胞機能に関わる。胎盤や腸壁、内耳などの細胞に存在する。小腸の絨毛突起の表面を覆う上皮細胞(小腸上皮細胞)の細胞膜でできる突起。長さは約1μm。小皮縁とも呼ばれる。微絨毛の間に粘液を分泌する杯細胞が存在する。出典: KAKEN — 研究課題をさがす | 微絨毛形成におけるスフィンゴミエリンの機能解明 (KAKENHI-PROJECT-25711012)>https://kaken…
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