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株化細胞を参照。
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ヒストンの脱アセチル化を触媒する酵素。18種類のアイソザイムが確認されている。アセチルトランスフェラーゼがDNA近傍のヒストンをアセチル化することにより遺伝子発現を誘導する一方、ヒストンデアセチラーゼは転写抑制因子によって脱アセチル化することによって遺伝子発現を抑える。酪酸によって阻害される。また、スベロイルアニリドヒドロキサム酸によっても阻害される。がん細胞において、この酵素を阻害することによって、がん細胞の増殖抑制やアポトーシス誘導などの効果が得られることが報告されている…
ラット副腎髄質クロム親和性細胞腫から樹立された細胞株。神経成長因子を作用させることにより、神経突起を伸長して交感神経細胞様に分化するため、神経細胞における分化機構の解明や神経成長因子の作用機構解明の研究などに用いられる。-PC12D細胞タグ:
ブナシメジに特有のポリテルペン。ヒト前骨髄球性白血病細胞株(HL-60)に対し、細胞内cAMP経路とカスパーゼ依存的にアポトーシスを誘導し、その増殖を濃度依存的に抑制することが報告されている。
グラム陰性の病原菌に対して強い生育阻害活性を示す有機化合物。大腸菌(エシェリヒア・コリ)や緑膿菌(シュードモナス・エルギノーサ)、肺炎桿菌(クレブシエラ・ニューモニエ)、アシネトバクター・バウマニなどに作用することが知られている。グラム陽性菌や腸内細菌叢のグラム陰性菌であるバクテロイデス属には活性を持ず、ヒト由来細胞株にも毒性を示さない。BamAと結合し、そのフォールディング活性を低下させることが確認されている。
三大機能性トリテルペンのひとつ。アロニアや柿の果皮に含まれる。林檎においては、害虫(モモシンクイガ)に対する防御のために産生される。子宮内膜がんの細胞株を用いた実験では、サイクリンD1を抑制することによる抗腫瘍効果が報告されている。マウスにおいては、ウルソール酸含有食餌は通常の食餌に比べて体重増加が抑制されることが報告されている。
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