細胞老化関連分泌現象(senescence-associated secretary phenotype : SASP)

老化した細胞から様々な種類のサイトカインなどの生理活性物質が過剰に産生および分泌される現象。*1

本来は老化細胞の周囲の細胞を活性化して組織の修復を促進する目的で起こると考えられているが、過剰な分泌によってさらなる細胞老化の促進や加齢関連疾患やがんの発症および進展の原因となる。

細胞老化を起こした細胞老化細胞)は炎症性サイトカインケモカイン、増殖因子や細胞外マトリックス分解酵素など、様々な分泌因子を高発現するSASPと呼ばれる現象を起こすことで炎症を惹起し、発を促進する副作用があることも明らかになりつつある。 *2

*1尾池雄一 造血幹細胞老化の新規分子基盤解明とその制御|ステムセルエイジングから解明する疾患原理|平成26~30年度 文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)|: http://www.m.chiba-u.ac.jp/class/molmed/stemcellaging/organization/koubo/member/oike/index.html
*2大阪大学 原英二研究室/研究内容: http://www.biken.osaka-u.ac.jp/lab/molmicro/research/index.html

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このページの最終更新日時: 2018-08-31 (金) 17:14:54