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免疫チェックポイントを阻害することで起こる副作用。主に過剰な自己免疫による症状。自己免疫疾患関連副作用とも。免疫関連有害事象は抗PD-1抗体では70〜80%、抗CTLA-4抗体では約90%と高い割合で発症し、重篤なものも抗CTLA-4抗体の25%に出現するとされる。発見が遅れた場合は重篤になり、最悪の場合は死亡する恐れがある。いずれの薬剤においても自己免疫性と考えられる甲状腺,下垂体,副腎の内分泌機能異常や腸炎,肝炎などが認められる.最も注意が必要なものは抗PD-1抗体におけ…
エバスチンの代謝産物。サイトカイン産生や細胞遊走などを抑制する作用を有する。
CXCケモカインのひとつ。CXCL12をリガンドとする。好中球に発現する。ニッチ細胞から分泌されたCXCL12は造血幹細胞上のCXCR4に結合し、細胞遊走を引き起こす。また、造血ニッチ細胞が発現しているVCAM-1と造血幹細胞が発現しているVLA-4も両細胞の結合に関与する。CXCL12-CXCR4シグナルは、臓器特異的な血管形成、心形成、生殖細胞幹細胞の生殖腺へのホーミングなどに必須であることが明らかとなっています。
細胞が行う、方向性を持った移動。形を変えることができる細胞が組織間を自由に移動すること。細胞遊走とも。遊走する白血球のような細胞を遊走細胞という。
中枢神経系における細胞遊走や軸索誘導に関わるCD34のメンバー。内皮細胞のL-セレクチンのリガンド。B細胞やT細胞、末梢血単核細胞に発現する。-シアロムチン
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