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GNEミオパチーで不足したシアル酸を補うための経口投与可能な薬剤として開発されたシアル酸の一種。タグ:
スフィンゴ脂質のひとつ。セラミドの前駆体。多くの真菌が持ち、その増殖や出芽、環境適応、病原性への関与が示唆されている。食品では穀物や豆類、根菜、果実などの植物由来のものや麹、酒粕に含まれる。小腸では分解されず大腸で分解され、腸内細菌に良い影響を与えるとされる。肌の保湿効果がある。また、酵母のストレス耐性などを高める働きをすることが確認されている。グルコシルセラミドを加えた酵母では膜のパッキング度合いが低下していることが明らかになった。これらの結果から、麹は酵母にデンプンの糖化…
アスパラガスにおいて、バリンから生合成される代謝物。アンジオテンシン変換酵素(ACE)の阻害活性を阻害することによる血圧降下作用があることが報告されている。アスパラプチンAを経口投与したマウスでは、投与1時間後には迅速に血圧低下が見られ、投与2時間後で最大の血圧低下作用が確認されました。さらに、投与3時間後には血圧低下作用は軽減し、投与2日後には元の血圧に戻ることが分かりました。タグ:
必須アミノ酸のひとつ。リシンとも。米や小麦など、主食となる食品における制限アミノ酸。大豆に多く含まれる。リジンの発酵生産にはコリネバクテリウム・グルタミクムが利用される。細菌のリジン生合成系には、アスパラギン酸を初発物質とするジアミノピメリン酸経路と 2-オキソグルタル酸を初発物質とするα-アミノアジピン酸経路の二つが存在する。マウスにおけるL-リジンの経口投与は、腸管におけるカルシウム吸収調節を介して腎不全合併症である二次性副甲状腺機能亢進症を抑制し、血管石灰化を抑制するこ…
臭素酸とカリウムからなる塩。食品添加物のひとつ。ブロム酸カリウム(ブロム酸カリ)とも。化学式は KBrO3国内では小麦粉処理剤として使用が認められている。主にパンに遅効型の酸化剤として使用される。化学的には、パンのタンパク質(主にグルテン)のチオール基を酸化することでジスルフィド結合の形成を促進する等の作用がある。パンの品質への影響は、膨らみ方や食感が向上するとされる。しかし、1992年および1995年の試験において、発がん性が認められ、食品への使用の妥当性が疑問視された。I…
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