健康用語WEB事典

結核菌(mycobacterium tuberculosis)

長さ1〜5μm、幅0.3〜0.6μmの細長い棒状の菌(桿菌)。抗酸菌の一種。結核を引き起こす原因となる。*1

飛沫核でも生きることができるため、空気感染する場合がある。感染して一年以内の発症率は2〜4%で、90%の人は生涯発症しない。マクロファージ貪食されても、リソソームファゴソームの融合(食胞の成熟)を阻害して生き残る場合がある。

リンパ液の流れに乗って全身のリンパ節に広がる。*2

*1ナツメ社 埼玉医科大学リウマチ膠原病院 教授 三村俊英 基礎からわかる免疫学
*2エスカルゴサイエンス 生田哲 感染症と免疫の仕組み

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このページの最終更新日時: 2018-11-21 (水) 17:53:28