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統合型視覚失認(integrative visual agnosia)

視覚失認のひとつ。生物を含む物体を見ただけのときに、それが何であるかがわからない状態。触ったり音を聞いたりするとすぐに分かる。視力視野などの要素的感覚、知能、注意、言語、物品についての知識(意味記憶)のいずれの障害によっても説明できない。*1

部分的な形は分かるが、それを全体の形と関係付けることができない。模写はかなり正確にできるが、全体の見通しなく各部分をばらばらに写し取っていくので時間がかかる。*2

統合型視覚失認の報告には右脳病変例は稀であり、左脳の機能の関与が示唆されている。

タグ: 失認

*1認知的処理における「大脳内側面・底面」の役割 山形県立保健医療大学作業療法学科 平山和美: https://www.jstage.jst.go.jp/article/neuropsychology/33/4/33_17011/_pdf/-char/ja
*2アイの広場 視覚障害と生きる 視覚障害QOLサポート 北海道大学 大学院 保健科学研究院: https://www.hs.hokudai.ac.jp/vision/rehab2.html

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このページの最終更新日時: 2020-10-09 (金) 13:04:24