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線維の構成要素となるコラーゲン。
タグ: コラーゲン タンパク質
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線維性コラーゲンのひとつ。骨折治癒過程や仮骨延長過程で発現が誘導される。
線維性コラーゲンに周期的に結合するコラーゲン。-Ⅸ型コラーゲン-Ⅻ型コラーゲン-ⅩⅣ型コラーゲン
動物の体内で最も多いタンパク質。細胞外基質のひとつ。身体を構成する全タンパク質の約30%を占める。皮膚や腱、角膜では水分を除いた分の80%程度を占める。皮膚や骨、軟骨、血管などに分布し、細胞外基質において組織に力学的強度や柔軟性を与えたり、細胞同士を接着したりする。また、細胞間の情報伝達や細胞の増殖にも関与することが知られる。コラーゲンはポリペプチド鎖(これをα鎖と呼ぶ)が3本捻れた螺旋構造を作っており、この構造により酵素などによる分解を受けにくくなっている。この構造はトロポ…
最初に発見されたコラーゲン。皮膚から発見された。皮膚以外にも骨基質など生体に広く存在することが確認されている。同じ構造を持つ2本のポリペプチド鎖(α鎖)と1本の異なるポリペプチド鎖から成る螺旋構造をとる。重量がかかる臓器や組織ほどⅠ型コラーゲンの量が多くなることが知られている。正常組織では、表皮角化細胞はⅠ型コラーゲン線維に直接接着することはないが、表皮が破損した創傷治癒時には周囲の表皮角化細胞は真皮のⅠ型コラーゲン線維上を遊走し、遊走した表皮角化細胞と真皮細胞とで、基底膜を…
コラーゲンのひとつ。コルフ線維のような細網線維の主要な構成成分。N末端及びC末端側に非コラーゲン配列をもつプロコラーゲンとして分泌される。コラーゲン線維の線維径の制御に関与していると考えられている。血管新生や創傷治癒などに関わる。真皮幹細胞が存在する周囲に高発現し、その未分化維持に重要な役割を果たすことが報告されている。以下のコラーゲン鎖が様々な割合で混合した三量体構造を持つ。-V型コラーゲンα1-V型コラーゲンα2-V型コラーゲンα3
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